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内容説明
宮沢賢治という人は詩人で、童話作家で、科学者で、農業技術者で、農学校の教師で、熱心な仏教(法華経)信者でもありました。さまざまな面をもちながら、星や雲や風、鳥やけもの、木や石など自然界のあらゆるものを題材に、すばらしい童話を創り続けたのです。賢治の代表作『セロひきのゴーシュ』をはじめ、『どんぐりと山猫』『貝の火』『グスコーブドリの伝記』ほか、詩『林と思想』を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルピニア
19
「林と思想」「セロひきのゴーシュ」「どんぐりと山猫」「貝の火」「グスコーブドリの伝記」を所収。「セロひきのゴーシュ」は記憶とは違いバタバタと慌ただしい感じで新鮮な再読だった。「貝の火」は、宝物を手に入れたうさぎの子が心のおごりから宝物も視力も失ってしまうという因果応報の話なのだが、父さんうさぎの言動に「子どもの過ちを止められなかったことへの後悔」が感じられて切なくなった。「グスコーブドリの伝記」は、自己犠牲の称賛ではなく、気象に翻弄される農民の力になりたいという宮沢氏自身の夢が描かれていると感じた。2016/07/31
大粒まろん
7
宮沢賢治最後の童話、相変わらず不可思議です。よくわからないままなのですが、やっぱり魅力的なんです。そして、あと引く気持ちの悪さ笑。ついついあれはああいう意味かしら?これはどう言う意味かしら?と、考えてしまいます。かなり推敲を重ねたものらしく。その不穏さも不可解さも俄然マシマシです笑。何かある度読んでみて、その時々で自分に当てはめてみるのもいいのかもしれません。いつも読み終えると、私は、周りに優しくできてるかしら?何も見えなくなってはいないだろうか?と、気づけば自問している、摩訶不思議で好きな作品です笑。2023/03/05
yutaro sata
2
そういえば中村哲さんもゴーシュが好きだと言っていた。2022/04/29
kotaro
2
★★★★★★★★☆☆2021/04/02
あお
1
「セロひきのゴーシュ」インドの虎狩りがどんな曲か気になる。「グスコーブドリの伝記」主人公の自己犠牲の姿が胸を打つ。2021/11/30
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