内容説明
NYで活躍する記者のジャネットはある晩、道ばたでゴミをあさる母を見かける。衝撃の再会を機によみがえる家族との日々。夜逃げつづきの極貧生活のなか、夢ばかり追う父母への怒りと愛の狭間で苦悩しつつ、少女は人生を切り拓いていく。全米350万部突破、同名映画の原作となった感動の実話。解説/梯久美子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ブラックジャケット
9
NYの雑誌の人気コラムニストの自伝。広いアメリカ、とんでもない家族がいるもんだ、というよりもアメリカにしかいない家族の物語でもある。おやじレックスは頭がいいが、アルコール依存と唯我独尊の性格が災いして、職は転々。母ローズは売れない画家、夢を諦めきれず育児は放棄。4人の子供は食に困るほどの貧困へ。そのビンボー話が次から次へと繰り出され、凄まじい。しかしレックスの才能はガラスのマイホームの夢を語る。アメリカンドリームの戯画だが、彼は挫折、ホームレスへ。ジャネットは勉強を重ね、NYへ。底辺の歴史は伝説となる。 2020/02/25
まーちゃん
1
ネグレクトを超越した、凄まじいまでに荒廃した生育環境で育ったジャーナリストによる自伝。 諸悪の根源は誰の目にもはっきりしている(両親)ため、延々と続く悲劇が同じことの繰り返しに思えて、途中読むのが辛くなってくる。それにしても、ときおり卓越した知性すら感じさせる両親が、なぜここまでひどい子育てをするのかは理解に苦しむ。そしてこれほどひどい両親であっても、子供は最後まで親を切れないという事実。生まれた先が悪かった、本人めげずに頑張れ、で終わらせてはならない。この親の責任、罪深さは人としてどうかというレベル。2019/10/11
御庭番
1
本当にノンフィクション?? こんな壮絶な幼少期を送ったのに両親を恨んでいる様子が全くない文章。ネグレクトというかいつまでも子供な両親を、憎んではいないんだ。すごい、の一言。2019/06/22
wealth
1
一気で!NFはこれだからやめらんない。病んでたヒルビリー両親なのに、子供全員夢叶えてる。問題解決力がのびたの!?こんだけ所謂機能不全家庭なのに、「機能」の定義の方を疑ってしまうくらい父は愛に満ち、母は無茶苦茶なりに一理ある。特に「宗教に関してどうこういうもんじゃない」。著者の家族愛が行間から伝わってくるけど、末妹の例があるし、母が心折れたのが38では当然だし、アル中は病気で苦しかったろう。在り方を肯定はできないのが難しい。改題文庫化してなきゃ読めてなかった。長女は偉大だし弟は冷静。著者はよく書いてくれた…2019/06/04
械
1
ただ情報だけ見れば、凄惨な環境で生きてきた著者。でもやさしい時間が流れていたと胸を張っている姿が浮かんでくる。 読後は穏やかな風が著者家族の笑い声とともに吹いたようにも感じられて、読んで良かったな、と思った。 モーリーンのあれからに触れないのは、姉の優しさだとひと息ついて思う。また、彼女も住んでみたいという夢を叶えたんだろうな、と。
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