内容説明
謀略、反乱、骨肉の争い、名勝負…
日本史を語る上で外せない60の戦乱!
本書は、日本史を変えた60の戦乱を、東京大学史料編纂所教授、山本博文先生のわかりやすい解説と、イラストでざっくり知ることができます。
また、勝つためにどのような戦略を駆使したのか、そこから学べる教訓は何か?
私たちが生活や仕事に活かすことができるアドバイスも収録しました。
≪本書の内容の一部≫
【丁未の乱】ライバルとの差を広げた蘇我氏の「イメージ戦略」
【乙巳の変】軽皇子・中大兄皇子の巧みな「根回し術」
【藤原広嗣の乱】「ビジョン」なく敗れ去った藤原広嗣。
【平将門の乱】傷口を広げてしまった藤原頼通の「人選」ミス。
【奥州合戦】「勝ち戦ムード」で戦う前に勝負を決めた源頼朝。
【承久の乱】「インセンティブ」でモチベショーンを上げた鎌倉幕府。
【霜月騒動】「見通し」の甘さが露呈した安達泰盛
【観応の擾乱】「パートナー」を頻繁に変えた足利尊氏。
【河越城の戦い】逆境を乗り切った北条氏康の「選択と集中」。
【姉川の戦い】「希望的観測」に頼り過ぎた織田信長。
【耳川の戦い】少数で大兵力に勝つための島津流「個別撃破術」。
【本能寺の変】明智光秀に必要だったのは「伝える力」。
【山崎の戦い】「機動力」「根回し」「人柄」すべてを完ぺきに調えた羽柴秀吉。
【小牧・長久手の戦い】羽柴秀吉の「使えない人」を使う極意。
【文禄の役】豊臣秀吉の失敗は「現場感覚」不足。
【大坂夏の陣】「口約束」が豊臣家を破滅に導く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる坊
11
古墳時代の磐井の乱から江戸時代の大坂夏の陣までの戦いがコンパクトに纏められている。 辞書的にも使えると思う。 平安時代後期から鎌倉時代が特に好き。 武士が出てくるところ。2022/02/13
takka@ゲーム×読書×映画×音楽
10
この本は受験にも役立つし、歴史好きの人もハマる良書である。壬申の乱や応仁の乱・本能寺の変など有名なところから、多々良浜の戦いや筑後川の戦い・耳川の戦いなどのマニアックなところまで幅広く取り扱われているからだ。また、有名な戦いの説明でもなぜその戦いが起こったかなどの流れが詳細にまとめられている。例えば、桶狭間の戦いのページには、今川義元を討ち取った服部小平太や毛利新助というマニアックな人物も登場する。この本だけ読めば、戦乱に関しては理解できる良書であった。2019/06/17
ミント
0
★★★☆☆2023/09/29
asisa
0
戦国時代の本だと思ったら、戦(いくさ)の本でした。壇ノ浦の戦いや応仁の乱など有名な戦いから、巣伏の戦いなどマイナーな戦いの解説書。1つの戦いについて4ページで解説されていて、読みやすくわかりやすかった。歴史好きな子や受験に役立ちそうな1冊。210/ト2020/02/18
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