内容説明
日本軍はニューギニアの放棄と引き替えに、米国との海戦に勝利。友軍の救出に成功した。米国は占領したニューギニアを前線基地とし、戦力を結集。フィリピン陥落を目標に定め、日本の息の根を止めんとする。一方、グアムにも帝国海軍の最強戦力が揃う。その先頭には、奇跡の復活を遂げた戦艦「大和」の姿があった。皇国の存亡を懸けた最終決戦の時。「大和」は自らの借りを返すことができるのか。そして日本軍の仕掛ける、乾坤一擲の秘策とは――? シリーズ堂々完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
池田羽衣
2
大和、武蔵無双って感じですね。 その為の航空戦ってスゲーって感じですね。 それに乗った米軍は少し間抜けな感じですね。 最後の方は米軍の描写のみ部分がテンポよくて雰囲気があって良かった!2023/01/14
gauche
2
面白くはあるんだが、この講和条件なら戦争しなくても結べたんじゃないかと・・・2019/08/11
アオイ模型店
1
シリーズ最終巻。 史実におけるレイテ沖海戦に相当する戦いが最終決戦。戦闘機をガン積みした空母で敵機動部隊を無力化した後、戦艦同士の殴り合いで勝負をつける、横山先生の得意技。他の作品ではこれが戦術的な勝利に繋がっても、戦略的勝利に繋がらない事が多かったのだけど、ここでは見事に休戦に持ち込むことに成功。 本作のルーズベルト、選挙のためなら国際法も兵士の命も顧みない本物のクズ野郎なんで、出来れば選挙に負けて吊し上げられるところも見たかったな(苦笑2024/12/10