内容説明
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おじいちゃん犬だから、おじいわん。一緒に時を重ねていく、幸せと、せつなさと。「昔飼っていた犬に似ている」と人に言われる、懐かしい顔の白い犬、いま16歳のソーヤは、10歳でうちに来て、家族になりました。 ツイッターで静かな人気を呼ぶ、飼い主(@goen0414)の日々の写真と言葉。 イラストレーター高籏将雄とデザイナー川名潤とのコラボで、小さなフォトブックができました。 忘れていた大事な何かを思い出させてくれる1冊です。【目次】おじいわんと散歩/おじいわんにも花/おじいわんとセーター/老犬のかたち/少しずつ老いていくということ/保護犬を迎えて/ともに暮らす日々、ささやかな幸せ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
itoko♪
50
NetGalleyにてゲラ読了。10歳の時に引き取られた保護犬のソーヤとの穏やかな日々が綴られたフォトエッセイ。カメラを見つめる優しい眼差しに、著者への愛が感じられて愛おしい。我が家にも14歳の老犬がいるけど、血気盛んで威張りん坊で、ソーヤとは正反対(笑)2019/05/11
うさうさ
23
ゲラ読了。 愛しさに溢れた写真の数々と、おかあしゃんの言葉。 うちにはうさぎがいますが、つくづくと動物と一緒に過ごす日々の豊かさを感じます。 おじいわんが少しずつ出来ない事が増えて、こうやって年を取っていくのだよと教えてくれてるようです。 じんわり胸が温かくなる1冊です。2019/04/24
モミ
17
老犬の可愛さで満たされた本です。 犬は年をとるほど無垢になっていくというところ、本当に分かります。 老犬て可愛いんです。可愛いしか残らないんです。 飼い犬が年をとってからの介護に不安がある方、ぜひ読んで欲しいです。2019/05/21
dolce vita
13
犬がいます。数年前に亡くした犬を思い出して辛いから飼いたくないと言ったのに、今では誰より世話をしてしまう。赤ちゃん捨て犬だった彼はすくすく大きくなり、ソーヤのように愛らしい顔を与えてくれます。人には言わない方がいいこと、でも溜めておくと自分がもたないこと。朝の光の中、夕焼け空の下でお尻を振りながら歩く後ろ姿に私は話す。遊ぶ。走る。いつまでできるかなと思いながら。ソーヤ、あたたかい家族に出会えてよかったね。#NetGalleyJP2019/04/24
フラちゃん
6
10歳で著者に引き取られ16歳まで過ごしたソーヤ。穏やかな佇まいが何とも言えない雰囲気をかもし出していて、となりで寝っ転がりたいと思った。うちの子は今8歳。一緒の時間を大切に過ごしていきたい。2019/08/29