講談社文庫<br> 銃の啼き声 潔癖刑事・田島慎吾

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講談社文庫
銃の啼き声 潔癖刑事・田島慎吾

  • 著者名:梶永正史【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 講談社(2019/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065159507

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内容説明

その自衛官は本当に事故死だったのか。捜査の先に立ちはだかる、耳を疑う日本の深い闇。潔癖&天然刑事コンビが贈る、本格警察小説! ※この作品は、2017年11月に小社より講談社ノベルスとして刊行された『パトリオットの引き金 警視庁捜査一課・田島慎吾』を文庫化にあたり改題したものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らび

27
田島警部補と帰国子女毛利巡査のコンビが独自に追う自衛官の交通事故から自衛隊PKOの闇が浮かび上がる。もうちょっと軽いものかと思ってましたが、実際PKO問題はなかなか白日の下に晒されることはないのでテーマとして興味深かったです。まあ闇というか深く掘り下げてはいませんが、自衛官の抱えるジレンマはそれは病んでしまうほどのものなのでしょう。泉谷は潔かったのか?なんだか分からなくなってしまったのは残念かな。2019/11/01

ゆう

27
潔癖刑事田島と天然刑事毛利のコンビでおくる、自衛官が絡む事件。田島の潔癖感はよくわからず、潔癖っていうより几帳面?神経質?な感じが最初にちょっとあったかなってくらいか。毛利は天然というより空気読めない系でイラッとしたわぁ。松井とコンビになっちゃえばいいじゃないか。他シリーズのあの方が名前だけだけど出てきたのにはニヤリ。2019/07/10

27
読み始めてすぐ気が付いた♪文庫改題…。2019/06/04

ぶんぶん

26
【図書館】何か暇つぶしに軽い本が無いかなぁと思って借りて来た。 意外とシリアスだった。 自衛官の交通事故に不審な動きあり、潔癖刑事・田島は調べるが・・・自衛官の死がPKOにも関連している事に気付く田島。 日本を大きく揺るがす問題にどう答えを出すか。 初めての作家でしたが、面白い。 引き続き第二話を読んでみたいと思います。2024/02/01

えみ

20
無駄口をきかず、潔癖症な警視庁捜査一課の刑事・田島とその相棒で礼儀知らずのド天然刑事・恵美が活躍する警察小説シリーズ一作目。驚くほど濃いキャラの2人。互いの性格に辟易しながらも何だかんだ上手く能力を発揮し事件解決へ突っ走る。自衛官の交通事故死に不可解な点があると単独に捜査を上司から依頼された2人は、その事故を探る中で国を揺るがす重大な真実が隠されていることに気付く。事故理由を捜査する田島と恵美VS理由を知られたくない自衛官。警察と自衛隊、異なる組織の異なる捜査、それでも同じ正義があると心から信じたい小説。2019/05/27

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