内容説明
あの夜、エレノアが婚約しないでほしいと頼めば、すべては変わっていただろうか。葉のそよぎが聞こえる川辺で、16歳のエレノアは、憧れの御曹司キーガンに身をまかせた。だが翌朝、彼は別の女性を選び、エレノアは彼から逃げたのだ。わたしでは相手にふさわしくないと、必死に言い聞かせて。久しぶりに帰郷した夜、夕食会にキーガンが招かれていた。暗い熱を孕む瞳でエレノアを見つめてくる。あの夜と同じ瞳で。「エリー」とささやく、キーガンのかすれた声が聞こえた。あれほど傷ついたのに。また彼に惹かれていく自分が――怖い。
*本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
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ダイアナさんのダラダラ続いている、ジェイコブビルズのスピンオフかと思ってたら、全く関係ないと分かっただけで読む気になった。ぐうたらおぼっちゃまだったヒーローが、若いヒロインを手籠めにして傷つけたんだけど、直後からどっぷり後悔してあれこれ手を尽くして、ヒロインの父親も味方につけて取り戻そうとするお話。ヒーローに再び傷つけられるのを恐れて、盾にした脇役君がまた人間的にいい人。ヒーロー父もいい人なのに、ヒロインだけが若干卑屈なのが不思議だけど、久々にダイアナさんの作品で楽しいと感じ米s多。2019/06/15
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