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内容説明
『古事記』は日本最古の歴史書といわれています。それをひも解きますと、日本という国の成り立ちをはじめとして、古来より伝承されてきた数々の神話が語られています。奇想天外ともとれるお話の奧底には、わたしたち日本人が大切にしてきたものが秘められています。そして、古事記に出てくる神様たちは今でも日本各地の神社に祀られており、町や村でそれをもとにしたお祭りが行われています。上方落語の重鎮・桂文枝師匠は、神社を先祖代々お守りしてきた神職の有志でつくる「永職会」と協力して、『古事記』の落語化に取り組まれました。軽妙で笑いに満ちた語り口のその落語は、『古事記』の堅いイメージを一変させ、子どもから大人までが楽しめる画期的なものになっています。本書は、そのエッセンスをまとめたユニークな絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
7
スサノオ伝説を桂文枝さんが再構成。落語らしい可笑しみを盛り込んで、古事記の話を子どもにも親しみやすくしている。高天原は「タカマガハラ」ではなく「タカマノハラ」と読む。2019/08/19
学び舎くるみ
3
落語になっているので読みやすい。古事記って登場人物の名前に聞き覚えがあるだけで内容はほとんど知らない。絵本でざっくり押さえておくのもいいだろう。最初は戸惑った大きな目の挿絵も、慣れてくると親しみを感じる。スサノオが泣きながら大暴れしている絵が最高!きっと大昔、神様は身近な存在だったんだろうから、今風に描くのもありなのかもしれない。2019/03/04
K
0
(2019)他本のリストにあったので取り寄せ。落語でははじまりがスサノオなのか。そんでオノゴロジマに戻るというのが斬新だが、私はえ~っていう感じだった。イザナミから逃げてくるくだりも略。絵がごちゃごちゃしてる。2021/11/01
JP
0
絵本ナビで息子に読み聞かせ 最初は集中力を欠いた息子もオロチ退治に夢中に。落語の落ちが大人でも楽しめる良書。2020/04/10