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内容説明
アダム・スミスからロバート・ソローまで、12人の偉大な経済学者らの思想には、現代の諸課題を照らすヒントが詰まっている。BBCなどで活躍するエコノミストが彼らの業績を読み解き、解決への道筋を探る。画期的な経済思想&現代経済入門。解説/松原隆一郎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
32
これは題名が見事です。ある意味吊りです笑。新聞の書評欄で取り上げられていたので斜め読み。12人の著名な経済学者の学説を現代世界の経済課題に当てはめると、どうなるか?を考える内容。アダム・スミスからロバート・ソローまでが登場し、それぞれの人となりもわかる。うーん、とはいえなんだか経済学部の学生さん向けの教科書みたいで、思ったほど面白みはなかった。2019/07/18
sakadonohito
10
アダム・スミスがブレグジットを支持したかどうかの考察は出てこない。なぜなら原題はTHE GREAT ECONOMISTSでアダム・スミスを始めとする12人の偉大な経済学者達は現代の経済的な課題をどのように捉えどの様な考察をするだろうかという本だからだ。自分のショボい知能のせいで文字が滑ってなかなか頭に入ってこなくて読むのに時間がかかったけど、経済学再入門出来た気になれた。知らなかったこともあったので読んで得した。2021/04/25
まめタンク
8
2019年215冊目。原題は「THE GREAT ECONOMISTS」で、歴史上の経済学者がどのような経済視点を持っていたのか、ケインズやマルクスなど12人の功績を紹介している本です。サブタイトルも、意訳すると(彼らの考えは今日をどのように助けるか?)なので、日本語訳のアダムスミスとブレグジットは結構適当な題名です。なぜ経済が回復しないのか?大恐慌が起こった原因と中央銀行の政策とは?といった話が分かりやすく解説されています。資本論や一般論といった本は無理。でも、初心者向けはヤダ!と言う人にオススメです。2019/08/17
かずい
7
著名な経済学説が現在の経済状況において論じているのだがかなりボリュームがある。自分としては前半は退屈であったが近代に通じるシュンペーターあたりから現実味を帯びてきて読み応えを感じた。ノースの最終ページにあるが2030年には世界の中産階級が全人口の半数を超え、アジア圏では2/3を占めるという。欧北米が中産階級が半数から1/3まで減少することから21世紀はアジアの時代になるかもしれない。2019/12/15
MioCastello
7
読み応えもあり非常に勉強になった。各経済学者の理論を比較、整理しながら理解を深められたのは何より収獲。過去の偉人達が今の反グローバルのうねりに対する解決策を持ち合わせていなそうな事が分かった点は失望。ブレグジットに対し過去の偉人達が発言するであろう次の言葉を英国の民が聞いたらどう感じるだろうか?「自由貿易により国家間の格差は縮少し多くの民が貧困から脱している。内向きにならず自由化のプロセスを続行させよう!」現在を生きる我々が求めているのはそんな理想論ではないはずだ。2019/09/30
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