内容説明
世界制覇から死去までのわずか16年間で彼は何を考え、何を語ったのか。
正真正銘の生前ラスト・インタビュー収録の決定版!
世界初活字化のインタビューも多数掲載!
ラジオ、テレビ、記者会見などで語られたものを中心に、これまで活字としてあまり顧みられることがなかった、
ジョン・レノンの主要インタビューを19本収録。
ビートルズがアメリカに上陸し、世界を席巻する1964年から、1980年12月8日、
ジョンが凶弾に倒れる数時間前に行われたインタビュー(現在日本語で読めるのは本書だけ!)まで。
辛辣でウィットに富み、かつ支離滅裂でちらっと本音も垣間見せる。音楽、思想、政治など多彩な内容を網羅した発言録から、16年間のジョンの軌跡を振り返ることができる1冊!
ティモシー・リアリーやピート・ハミルら著名人との対談も収録。
「ディック・キャベット・ショー」での長時間対談は世界初の活字化!ほか一部のみ活字化されていた対談の完全版もあり。
「僕らが最初にしなくちゃならなかったのは、世の中に対してリヴァプールらしさをはっきりと示して『リヴァプールの出身で、
こんな喋り方をしても何の問題もない』と言うことだった」
「自分以外のものになれる能力があるとしたら、僕はそうなりたいね。アーティストでいることは、楽しくなんかないよ。(中略)楽しくなくて、拷問なんだ」
「戦争はいつだって売り物になっている。(中略)どの映画も戦争や暴力なんかを売り物にしている。
僕はこのバランスを少し等しくしようとしているだけなのさ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさ☆( ^ω^ )♬
7
これは素晴らしくまた、読み応えのあるインタビュー集でした。3年程前に購入して何故か積読状態になっていましたが、ようやく読めて良かったです。1975年位からガラッと雰囲気が変わったように感じました。政治的な話よりも、音楽や家庭に関する発言が増えてきて、個人的にはこういう話題の方が好きですね。最後のインタビューは読んでいると本当に悲しくなります。ジョンが亡くなってからもう42年にもなるのですね。未だ世界平和には程遠い現状に、ジョンが生きていたら何て言うかな?等と想像しながらの読書でした。2022/10/09
虹倉きり
0
ビートルズ沼にハマったのでジャケ読み。ジョンは良くも悪くも皮肉屋だが、平和を訴え続けたのは彼なりの哲学を自問自答し続けたのだと思う。平和という哲学のためにいつの間にかタブーの領域に踏み入れていたのは自問自答の果てなのではないだろうか。2023/04/08
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