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内容説明
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術後のままならない体調でも自分で作れる!
がんサバイバー(がんを経験して生きる人)、その家族のために、
がん専門病院の管理栄養士が考えたレシピ集。
ふたりにひとりががんになるといわれます。
そして手術や治療ののちも、人生は続きます。
がん専門病院の管理栄養士として日々、サバイバーやその家族と接する著者は、
“その後も続く人生”のスタート地点でもっとも切実な問題は「食べること」だといいます。
食に悩んでいるのは、胃や大腸など消化管の手術を受けた人に限りません。
術後の低握力で思うように買い物や調理ができなかったり、
抗がん剤治療の副作用で食欲不振や吐き気、口内炎などを発症し、食事が辛いと感じる人も・・・・。
だからついつい、毎日コンビニおにぎりで済ませる人も少なくない、と。
栄養が欠ければ体力が落ち治療に支障をきたします。
また食生活を楽しめないと、生活のリズムや心のハリも失いがち。
「とにかく、食べる。毎日、自分で作って食べる。
そうすることで、体も心も上向きになってほしい」
という気持ちから本書は生まれました。
レシピには、国立がん研究センター東病院で10年続く「柏の葉料理教室」からのリアルな声を反映しています。
※この作品はカラー版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
里季
58
癌から生還したばかりの人や抗がん剤治療で具合の悪い人のためのとりあえず何か口にしてとりあえず栄養を摂るための工夫の本。しんどい時はずぼら飯で乗り切ろうという実にサバイバーに寄り添った本である。私の場合は手術でガンを取り切れたので、サバイバーなんて名乗るのはおこがましいのだが、取り入れられるものもあり、参考になった。が、胃がないための不都合により、記載されているレシピが使えないものも多く、だれか胃のない人~~という気持ちにまたもやなったのである。まあ、仕方ない。2020/06/07
のり
6
癌に関わらず、食欲不振の時、買い物も料理も洗い物も面倒な時に役立つレシピ。簡単で覚えやすいので真似しやすいと思いました。2019/06/19
れん
4
料理するのが好きなのに、今では手の痺れや味覚障害で作るのも食べるのも辛い時が。食事は心身と生活リズムを整えてくれる大切なもの。気持ちを楽にしてくれる優しさ溢れる本です。2021/11/14
huyukawa
1
体力や気力がおちている方がそれでも必要な栄養を撮るということは必要であると思っていた。それだけでなく、洗い物にまで言及している。逆にいうと、ずぼらで楽々に食事をというジャンルに一部つながっているように感じた。ポイントを押さえれば、かなりのアイディアが使えそう。そういう意味で結構広がりのある分野であると考える。2019/05/22
アラサー保育士限界同人女
0
がん患者って何に気をつけて食事するんだろうと思って手に取ったら全然違った。食事制限とかじゃなくて、『いかに少ない体力で効率的にエネルギーを摂取するか』に重きを置いてる。だから加工食品もたくさん出てくるし、包丁を使う場面がほとんど出てこない。つまりがんじゃなくても体力がない場面、お年寄り、子ども…どんな人にも作りやすくて美味しいメニューを提案してる本なんだよね。コンビニで手に入る食材だから分かりやすいし。惣菜は揚げ物多いから普段調理する余裕のない社会人にもおすすめかも。ホイル焼きも美味しそう。2025/01/24