内容説明
すでに定番と化したパワースポット巡りや御朱印集め。これらの舞台は基本的に神社です。
そして今回扱うのは古事記。言わずとしれた日本の神話です。
当然神社とも密接に関わってくる話が盛りだくさん。
本書は日本神話の原点:古事記のあらすじを紹介することをベースとしながらも、
訪れた神社に関わる神話を楽しくわかりやすく知ることができる一冊となります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
織川 希
2
★☆☆☆☆ 日本の神々に対する知識は多少得られたが、色々と疑問が残ってしまったし、特に面白くもなかった。私は、日本において八百万の神とはどのような存在なのかを知りたいと思い、本書を読んだ。神は人間とは異なる善の象徴的存在なのかと考えていたがそうでもないらしい。神々はすぐに激怒したりと結構人間くさい。神々の子孫が天皇と繋がった時点で人間との垣根も分からなくなった。普通の小説ならエピソード一つ一つのドラマが語られて面白いだろうが、神話の出来事が次々と羅列されているだけで、何の感動もなくつまらなかった。2020/10/10