- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
日本の多くの中小企業が「後継者不在」の問題を抱えている。廃業予備軍の会社が日本には127万も存在し、世はまさに「大廃業時代」を迎えている。個人が0円~300万円の価格で会社を買って自らの手で成長させ、安定した収入を得る。幸福なキャリアを追及することで勝手に地域社会の課題解決に繋がる、おいしい一石二鳥を叶える「事業買収」の秘訣を、「社長のおくり人」の異名を持つ著者が伝授する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瑪瑙(サードニックス)
42
個人事業主である知人が休眠会社を購入して法人化するという話を聞いて、この本が目に留まりました。そんな方法があるのか?と思ったので。とても興味深く読みました。亡き義父やたくさんの中小企業の社長を見て来たから、本書に書かれてある創業者の事は分かります。引き継いだ2代目の夫の事も当てはまりました。『分社』の所でちょっと辛くなりました。大企業が各部門を分社するのはなんとも思わないのに、いざ中小企業でそれをやると負債だけを残された社長は悲惨すぎるなあと思ってしまったので。ドライに徹する事が出来ないとダメなのかも。2021/03/10
turtle
8
実に丁寧に書かれた良書だと思います。 政府も継業を後押しする方針のようですし、少しずつチャレンジする人が出てくるかもしれませんね。2019/08/21
まっちゃん
7
面白かったです。自分の周りでも経営に行き詰まったわけではないのに、高齢という理由でお店や会社を畳んでしまったという話は、時々聞きますので、継業というポテンシャルは多くあるのかなと思います。方や若い世代においての失業や非正規雇用などの問題もあるわけですから、せっかく回っているビジネスが失われてしまうのは、もったいない話ですね。 継業することが一般化すれば、自ら起業した仕事を誰かに継業してもらうということも今よりハードルが低くできるようになるのかなと思いました。2021/01/11
Great Eagle
7
個人でM&Aする時代がそこまで来ているんですね。継業と言うらしいですが。確かに60歳定年が65歳や70歳になろうとしていても、給料とともにやりがいは下がるだろうから、いっそのこと株式投資の代わりに小さい会社でも買収して、社長業をやるのもいいかもしれませんね。これまた当たり外れはあるでしょうが、そこは目利き力次第かと。2019/08/04
コービー
4
本書では『後継者が未定の中小企業を購入し、自分がオーナーになろう』ということを提唱しています。日本には約120万社の中小企業が倒産の危機にあるそうです。それらの企業の情報はBatonzというサイトで見られるみたいです。実際に見てみたのですが、会社の譲渡代が50万円だったり1億円だったりと幅広かったです。50万円の企業に関しては何か裏がありそうな気がします笑中小企業診断士の資格を勉強しておくと役に立つのかなと思いました。2021/01/12
-
- 電子書籍
- いじめの代償、結婚の行く末【マイクロ】…
-
- 電子書籍
- お弁当売りは聖女様! 2 ~異世界娘の…
-
- 電子書籍
- 青春ダストボックス メディアワークス文庫
-
- 電子書籍
- 365誕生日占い~8月4日生まれのあな…
-
- 電子書籍
- 大久保怜のナツメロの人々