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内容説明
エフナー家連続殺人事件の捜査の途上、3年前の船火事で死亡した長男・ヴォルフの死に不審な点を見つけたオドは、放浪の楽士の少年・ニルスとともにクサンテンへ。一方、ヴォルフの弟でエフナー家次期当主候補・アントンは、オドの始末と証拠隠滅のために刺客を放つ。オドの捜査の行方は。そして事件の真犯人とは…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
32
なるほど、オドさんが神に仕える道に入ったのはこういうわけだったのか…とじ~んとしました。この時代弱者がいかに搾取され、命の値段が軽かったかを淡々と描く部分に、長年欧州史を調べ絵にしてきた青池さんならではの重みを感じました。格調高く、けれども楽しく、リアル。こんな素晴らしい漫画で欧州中世史を読める国って、日本だけよね~。2019/05/22
kagetrasama-aoi(葵・橘)
27
「ケルン市警オド」第四巻。エフナー家連続殺人事件の解決編。結末は哀しいものでした。オドがいずれ修道士になる遠因になった事件なのかもしれませんね。2021/08/17
kagetrasama-aoi(葵・橘)
20
「ケルン市警オド 第四巻」エフナー家連続殺人事件の解決編。中世のケルンが舞台なんだけど、どこか横溝正史の香りが漂う(私だけかもしれませんが)事件でした。旧家の骨肉の争いですから!オドが修道士になった遠因の一つなのかな?と思わせられました。面白かったけど、ちょっと切ない気持ちになるお話でした。2020/06/26
ハル
20
救いようのない展開で後味が悪い結果となった今回。途中まで、この事件こそが修道士の道に入る原因になってしまう事件で、これでオドの物語も終わってしまうのでは??と心配になってしまった。どうやら違うようで安心。まだまだオド市警の物語が読みたいです!2019/05/17
まふぃん
18
犯人はなんとなくそうかなあと思っていた人物でしたが、肉付けがきちんとしていて読みごたえがありました。少し切ないお話でした。続きもまた始まるそうで楽しみです。2019/10/08