おいしく食べる 食材の手帖(池田書店)

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おいしく食べる 食材の手帖(池田書店)

  • 著者名:野﨑洋光
  • 価格 ¥1,200(本体¥1,091)
  • 池田書店(2019/04発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784262130408

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内容説明

テレビ・ラジオ・書籍・雑誌で大活躍、東京・南麻布「分とく山」総料理長の野崎洋光さんが「ほうれん草は熱湯でゆでる。小松菜はだめ」「トマトのうまみ成分は昆布と同じ」「マヨネーズに合う野菜と合わない野菜がある」「ゆで豚は水からじわじわ加熱」「肉料理のコツは65~80℃加熱」「煮魚は煮ない」「煮魚に臭み消しのしょうがは必要なし」といった、料理の知恵やコツを披露。取り上げる食材は、日ごろ、よく手にする野菜や肉、魚介、卵、米、調味料など。それぞれの味、香り、食感などの個性を知り、それに合わせた下ごしらえ、調理法をすることで、格段においしく仕上がります。本書は、じつは料理は簡単なのだということに気づく本、料理が楽しくなる本です。レシピをいろいろ探すのではなく、素材を生かしたシンプルな調理法を、ぜひお試しください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よこたん

55
“煮干しは、謙虚なものがよく、偉そうなのはだめ” 曲がるのは鮮度のいいぴちぴちのうちにゆでられた証拠だとか。への字より、つの字だそう(笑) 写真ではなく、ちょっと日本画っぽさも感じる淡い色合いのイラストなのが、とても素敵で美味しそう。野崎さんの柔らかな語り口調そのままの文章はわかりやすくて、ウフフとなりながら、すぅーっと頭に入ってくる。一般的な良しが必ずしも正解ではなくて、そこは作り手の裁量しだいということにも納得。アクは悪ではないとかね。葉物野菜が時々ピリッと辛いなと感じる理由がわかり、スッキリできた。2020/04/13

ナミのママ

45
「分とく山」総料理長の野崎洋光さん著書。レシピ本ではなく、食材別に使い方と調理法を書いた読本です。小春あやさんのイラストもとても可愛いです。大根の部位別調理や、里芋の皮を簡単に剥く方法、卵焼きの美味しい作り方、魚な2つの下準備などなど。ほとんどが知っている事でしたが、これだけまとめてあるのは嬉しいです。各ページサイドの一言もクスッと笑えたり、なるほど!と思ったり。手料理を作る人なら楽しめる一冊だと思います。2019/03/13

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15
家庭で使うような一般的な食材について、良品の選び方、特性に応じた下処理・調理の仕方を平易に解説した良書。素朴だが食欲をそそるイラストと肩の力の抜けた語り口で読んでいてほっこりしてくる。/自炊でやる気になるレベルの手軽なテクニックも多くて大変ためになったし、プロが作る和食を芸術たらしめている「丁寧な仕事」へのリスペクトが深まる点でも時々読み返したい一冊。2022/02/20

冬佳彰

8
料理本を読むのは好きだなあ。美味しそうな写真があれば、なお嬉しいし、自分で作ってみようという気になる。この本は、その更に上を行く、やわらかな水彩画(だよね?)がついているので、大変楽しめる。俺の年齢になると、色々と手のかかる料理より、ささっと作ることができ、美味しい料理に興味が出てくる。この本の中で作ってみたいと思ったのは、トマトのぶっかけ飯、オクラのとろろとかかなあ。食材の扱いかたの基本的なことから書かれている良書である。独立してゆく子供とかに贈っても良いかもしれない。2019/05/19

ハル

4
同じ青菜でも食材によって最適な茹でる温度が異なるとは知らなかった。 食材に合わせて一つ一つ丁寧な処理をすることで味わい深くなりそう。 全編柔らかいイラスト入りで見やすくわかりやすい。 特に野菜の取り扱いが勉強になりました。 ★32023/05/03

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