ハヤカワ文庫NF<br> レベル4/致死性ウイルス

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ハヤカワ文庫NF
レベル4/致死性ウイルス

  • ISBN:9784150505639

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内容説明

致死率が高く有効な治療法のない、最も危険な「レベル4ウイルス」が猛威をふるった感染症対策黎明期のアフリカ。電気や水道の未整備、感染者の排斥、呪術まがいの民間療法、政情不安……様々な障害に直面しながらもエボラ出血熱やラッサ熱の感染源とその経路を突き止め多くの命を救った30年間を、米CDC(疾病予防管理センター)特殊病原体部を率いた医師と妻が自ら綴る。コロナ禍に寄せた序文を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HaruNuevo

5
ホット・ゾーンとは少々趣の異なる、ウイルス疫学者2人の綴る、出血熱やHIVとの戦いの記録。まさに当事者視点で、時には冒険譚的に描かれるウイルスとの戦いは、ある程度のレベルでは公衆衛生が保たれていて、医療従事者の皆さんが、高い意識で仕事をしてくれるこの国で生活していることに、若干ホッとしつつも、COVID-19の流行になんら有効な手を打たず、オリンピックをやるためというどうでもよい目的のために国民の健康を犠牲にするような、重大な罪とも言えるような、今のこの国への絶望を同時に感じる。2020/12/07

teketeke

1
★★★★★ 「ウィルスの世界では私達のほうが侵略者なのだ。」

のちおちゃん

0
⭐️2022/09/25

ishibe

0
コロナが流行ってるしと手に取った一冊。二人の疫学者?ウイルス研究者?の一生を、レベル4で扱われるウイルスを中心に追っていく冒険譚で、色々興味深い内容が多くて面白かった。2020/10/08

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