内容説明
これは芸人たちが己の人生を「0→1」にした
あの頃を描いた、おとぎ話である。―――山田ルイ53世(髭男爵)
ツービート、タモリ、明石家さんま、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナインティナイン、さまぁ~ず、オリエンタルラジオ、オードリー、南海キャンディーズ、古坂大魔王(ピコ太郎)――。
古今東西、あの人気芸人たちは、どのような“チャンス”“きっかけ”“出会い”をモノにすることで、大きくブレイクすることができたのか?
総勢43組、珠玉の“ネタ”で語られる「芸人たちの運命変更線」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
0607xxx
10
BIG3を始め、ダウンタウンやウッチャンナンチャンなど人気芸人の今に至るきっかけとなった漫才やコント、テレビ番組の企画の代表作にスポットを当てたコラム集。1組5ページほどなのでさっと読め楽しめるが、欲を言えばもっと1組のページ数を割いて欲しい!今回取り上げた芸人さんは43組。続編を楽しみに待とう。2019/04/25
緋莢
8
図書館本。<僕が本書で抽出した「代表作」も漫才やコントといった、いわゆる〝ネタ”だけではない。(中略)テレビ番組の企画やそこで起きた〝事件”など、その芸人を象徴するようなシーンを含め「代表作」とした。そのリストを見ているだけでも、「お笑い」がいかに多種多様で豊かがわかる>(まえがき)ネット書店の書影についている帯を見ると「人気芸人に学ぶ43のブレイクの法則」ってありますが 別にそういう本ではありません。ダウンタウンの「トカゲのおっさん」(続く2025/07/12
anken99
3
あっという間に読んでしまったが、古今東西の芸人43人について「ネタ」を題材にひもとくコラムをまとめたもの。知っているエピソードも多数あったものの、一つ一つの文章量がちょうどよいせいか、サクサクと読めた。それにしても誤字脱字が多かったが、太田出版だから仕方ないのか?2022/12/11
カジノ王
3
過去に新書で刊行されている2冊と方向は似ているが、ドリフ、さんま、鶴瓶、ダウンタウンからナイツ、バイキング、ザコシショウなどの芸人が今に至る「きっかけ」や「肝」を抽出した本書は著者の入門書のような作品。読むと嫌いだった芸人のことも、嫌うほどではないなと思ってしまう。ただ、校正がよくできてなくて、間違えが多いのが残念。2019/04/06
フジ
2
リトルトゥースなのでオードリー目当てで読みした2019/04/29