内容説明
江夏豊さん推薦!
「雄太は今、俺が1番信頼する野球ライターだ。彼はこの30年間、ずっと
野球の現場にあって、選手や監督の心に寄り添い、信頼され、野球人が驚き
信頼する記事を書き続けてきた」
幾多の感動ドラマが生まれた平成の時代、著者が「Sports Graphic Number」を中心に発表してきた傑作ノンフィクション・インタビュー記事を「1年1人」のコンセプトでセレクト。
あなたの大好きな平成の野球が、この一冊に詰まっています。
平成30年間の豪華ラインナップは以下の通りです。
平成元年 中畑清/2年 与田剛/3年 清原和博(vs.野茂英雄)/4年 西本聖/5年 野中徹博
6年 長嶋茂雄/7年 野村克也(イチロー分析)/8年 伊藤智仁/9年 桑田真澄/10年 王貞治
11年 星野仙一/12年 杉浦正則/13年 中村紀洋/14年 松井秀喜/15年 高橋由伸
16年 和田毅/17年 今岡誠/18年 イチロー(WBC秘話)/19年 イチローvs.松坂大輔
20年 山本昌/21年 斎藤佑樹/22年 22年 ダルビッシュ有(日ハムのドラフト戦略)
23年 谷繁元信/24年 栗山英樹/25年 則本昴大/26年 秋山幸二/27年 藤浪晋太郎
28年 川崎宗則/29年 松坂大輔/30年 大谷翔平(メジャーデビュー直後のロングインタビュー)
そしてイチローが引退した平成31年は、書き下ろし。
菊池雄星、吉田輝星、丸佳浩、菅野智之らスター選手登場しますが、主人公は「野球の神様」?(詳しくは本書をぜひ御覧ください!)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムトモ
50
平成30年間の1人/1ケ年の記録集。企画は大変良い👍プロ野球ファンは必読ですね…でも…1人1人のエピソードが短過ぎるのと横浜の選手は⁉️の2点が不満でした…でも中畑から大谷までそれこそNPB30年の足跡を振り返れます👍お勧めです…(ノ-_-)ノ~┻━┻桑田のエピソードと野球の神様話が面白かったかな〜〜2019/05/09
雲國斎
15
野球に限らずスポーツノンフィクションはお気に入りだ。国民栄誉賞を受賞した選手から、今ではその名を記憶している人はそうはいないと思われる選手まで、それぞれの野球人生が描かれる。野球選手はけがとの闘いが日常茶飯だが、ヤクルトの伊藤はほんとに惜しい選手だった。けがさえなければヤクルトファンが喜ぶ回数はずっと増えていたろうに。「へぇ、なるほど」とうならされたのは、日ハム栗山監督の日本シリーズにおける采配の妙。野球はサッカーほど監督の力量は問われないかもしれないが、名監督に必要なものがやはりあるなと改めて思う。2019/07/27
ライアン
11
読み応えあって面白かった。特に桑田さんの手術した時の話は特段長くて良かった。あとダルビッシュのところダルビッシュ本人の話はほとんどなかったね。ファイターズスカウトの選手の見方がすごく面白かった。2019/09/16
さーくる・けー
8
プロ野球を中心に、平成30年間を振り返る野球ノンフィクション。とても懐かしいものもあれば、忘れていたことを思い出したものもありました。「昭和の野球」といえば、(人それぞれ)その匂いや色合いのイメージが湧きおこりますが、「平成の野球」はどんなイメージを喚起させるのでしょうか?もう少し時間が必要ですね。2019/08/30
ma-bo
5
偶然だが、オールスターの日に読了。 平成の30年間、各年度毎に1つずつ雑誌ナンバーに掲載された記事からピックアップ 2019/07/14