内容説明
20XX年――神は滅亡へと向かう世界を救うために『世界救済プロジェクト』を全人類に向けて発動した。その結果【魔王】へと選別された青年・黒崎紫苑は、魔王シオンとして地元の金沢市で勇者を迎え撃つダンジョンを運営することに! ――勇者侵攻開始まで残り一ヶ月。まずはゲームの知識を活かし、地道な検証を重ねたシオンは、ステータスを【錬成】と【創造】に極振り! 狙い通りに眷属を増やして戦力強化していく彼は、同時に情報操作で勇者を誘導しながら、周囲の魔王も取り込みつつ最強の魔王への道を走り始める!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
12
表紙が可愛くて購入。挿絵も良かった。特にカノンの見た目が可愛らしくて大変宜しい。 物語は人類が何者かによって『ロウ』『ニュートラル』『カオス』に分類され殺し合いを強要される話。ロウもカオスも勝たないと死ぬので大変という世界観が面白い。カオスの魔王側が組めないのは、そもそも集団行動に不向きな性質だから、というのも妙な説得力があった。最後はきりの良い所で終わっていたのも良い。 続きが楽しみ。2019/04/25
みしぇるしゅーまは
5
たしかにこんなゲームがあればやりたいと思える話。面白い。2020/06/26
餅屋
3
シリーズ1冊目、なろう系ローファンタジー▲『世界救済プロジェクト』が発動!ステータスを【錬成】と【創造】に極振りし、魔王として金沢市でダンジョン運営することに▼主人公がそれほど賢くなく、ゲーム経験をアドバンテージに、謎の世界設定での生き残りあがく姿をぬるーく楽しむ一品。主人公の仮説は微妙なものが多く、ミスリードなのか?その方が面白いのでそう解釈。結果がすぐ出るスピード展開、レベルアップごとにできることが増え、読んで楽しいサクサク進む。匿名掲示板の情報操作に笑。バッドエンドでサクッと終了を期待(2019年)2023/05/18
ききぞう
3
基本面白いのです。じっくり読みたい方には良いと思います。世界観の設定が細かく、その説明にかなりのボリュームを取られており、私は面白いと思ったのですがサクサク読みたい方は少しとっつきにくいかもしれません。また、他のキャラからの視点で閑話を入れていますが、冗長でだれてしまいました。2021/03/02
黒とかげ
1
うーん。まあ小説というよりゲーム実況を読んでいるのに近いな。好きな人には刺さるかと。とは言え、それならば素直にゲームをしろという気もしなくはない。2021/01/01