内容説明
失意のどん底からよみがえった発明家・立花萬平。次なる挑戦は、誰もがすぐに食べられる栄養満点の即席ラーメンの開発だった。しかし、お湯を注ぐだけでしこしこになる麺は、予想以上に難しい。夜を日に継いで頑張る萬平。夫を信じて支え続ける福子。夫婦で挑んだ、世界中の人々を幸せにする発明は実を結ぶのか──。ますます目が離せない展開の下巻。全2巻、堂々の完結。
*本書は、連続テレビ小説「まんぷく」第17週~第26週の放送台本をもとに小説化したものです。番組と内容・章題が異なることがあります。ご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
39
吉乃ちゃんが岡と森元のどっちとくっつくのかと思って不本意ながらカンニングしちゃいました。答に辿り着くまで結構苦労しましたが。2019/03/02
シンクー
10
いやぁ〜はまった。映像も全く視たこないが、面白かった。それにしてもテレビドラマになるだけあって、山あり谷ありを本当に上手く強調しながら、仕上がってると思う。2019/05/02
Gamemaker_K
4
毎日テレビで見たねぇ、これ。かなり忠実に再現してるので、いろいろ思い出しながら読みました。…子役の2人がほんと演技上手くてかわいかった。2019/08/24
杏仁豆
3
一気に読みました。ラーメン作りの部分は、元々物作りの話が大好きなので楽しい楽しい。特にまんぷくラーメンを皆で協力して製造販売を始めるところは楽しくて&登場人物も楽しそうで全体でも1番大好きです。丁度このあたりの放映時、不在が続いて録画し始めたのがハマったきっかけです。上巻に同じく、やっぱり「足りない」がありましたが、上巻より皆様が馴染んでいるからか、上巻ほどの物足りなさはなかったです。 逆に、文章による補足も少しありましたね。ただ、物作りはやっぱり絵で見たほうが楽しい。ドラマの話なんだから当たり前だけど。2019/03/31
ihatov1001
2
福子と萬平さん夫婦の物語下巻です。インスタントラーメン開発から大円団まで。最終的にラーメンが完成することがわかっていても、その出来上がってゆく過程はサクセスストーリーとしてとても心地のよいものでした。2019/04/12