内容説明
屋久島と奄美のあいだに位置する「トカラ列島」のガイド&エッセイ本です。
鹿児島からフェリーに乗ること10数時間、
船が出るのは3日に一度、
少しでも海が荒れると、接岸できないので、それも出ない日が多々あります。
そうしてたどり着いた島は、まさに島好き最後の聖地と呼ぶにふさわしいところ。
旅はフェリーに乗ったところから始まります。
みなさん、話しかけてきます。
島は、水は無いけど、温泉は湧き放題。
お店はないけど、みなさん集まって飲んでいます。
いろいろくれたりもします。
神社の鳥居にはサメの歯の後のような文様があり、シュロの木で作った神様を纏って踊るお祭りは南方のよう。
宝島にはキャプテンキッドが宝を隠したという言い伝えもあります。
そんな7島の、自然も、物も、人も、食も、文化も、観光地もくまなく紹介しました。
巻頭の絶景写真、ボゼの祭りマンガ、各島の地図、もう眺めてるだけでわくわくすること間違いなし。
トカラに行く人も、すぐには行けない人も、ぜひ、手に取ってご覧ください。
目次
異世界からの来訪神 ボゼ降臨
口之島 野生牛と固有種タモトユリの島
中之島 トカラ富士がそびえるトカラの中心島
諏訪之瀬島 大自然が魅力、活火山の島
平島 いにしえの風習が残る平家伝説の島
小宝島 うね神が見守る奇岩の島
宝島 海賊の財宝が眠る!?宝の島
トカラ旅の便利帳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
13
図書館本。表紙の悪石島の仮面神「ボゼ」に惹かれて手に取りました。吐噶喇列島「口之島/中之島/諏訪之瀬島/平島/悪石島/小宝島」七つの有人島を散歩の様なゆるさで紹介。読み易く楽しく読了。著者のコミュニケーション能力が羨ましい。見返しに各島の校章、荷役ファッションが描かれています。2023/10/25
Hiroki Nishizumi
4
裏技情報は素晴らしい。でもちょっと絵が下手、残念。2019/04/26
とも
1
ツイッターで流れて来て気になっていた。表紙のボゼがゆるキャラ感あって好き。実際に行ったことあるので、その時のことを思い出しながら読めた。知り合いが本に載ってる不思議を味わうことが出来た。写真が綺麗。2019/07/18
らすた
0
コロナを幸い、溜まった本を読みます。 前からトカラに行きたいと思っていて手に取りました。 トカラ愛に溢れていますね~。私も著者のように地域にどっぷり浸かるような旅がしたいものです。 とは言えこの本は半分ガイド半分旅のエッセイなので、トカラに行く時はあまり先入観を持たないようにしなければ。 あと「お~い!とんぼ」にふれてたのは嬉しいポイントでした。2024/07/23
Takuya Nishida
0
正直言って漫画(イラスト?)は素人レベルのダメダメ!文章も面白くないし俗称や標準和名が混同されていてハチャメチャで読み物としては× イラスト地図やアクセス方法なんかは整理されているの写真の無い『るるぶ』的には使えると思います。2022/11/09