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内容説明
2012年、社員数3人ではじめた会社が、2018年6月現在月販6億に。
テレビや雑誌、新聞での紹介が絶えない「移動スーパーとくし丸」ビジネスのすべて。
お買い物難民を助けたい、おばあちゃんが集まることのできる場所を作りたい!!
その思いから、実際に自分たちで町を歩き、ピンポンしながら一軒一軒のお宅を訪ねてニーズを掘り起こし、試行錯誤を重ねてその仕組みを作り上げていく様子は、あまりにも地味で、地道な日常です。
現場で販売するパートナーの提案を飲み込むうちに進化し、商品数が飛躍的に増えていく軽トラックとくし丸。
組むのは、地域に根差してがんばる全国各地の地元スーパー、そのスーパーと定額で低額な契約を結んで、地域のインフラを守る。
7年前徳島で始めてから、ほぼ全県でとくし丸が稼働するところまで突き進んでいった奇跡の軌跡。
AIの対極にある肉体派のザッソーベンチャー、読めば読むほど、新たな気づきが生まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zoe
24
メモです。買い物困難者の支援。地域スーパーの売り上げ支援。雇用の創出。この3本立てで創業。それでいて、誰かが大儲けするのではなく、それぞれの役割分だけシェアする。買い物難民度の数値化。追加で見守り隊としての役割。こう書くといいことばかり。例えば、行商のおばあちゃんの仕事をうばうという側面もある。新しい時代は優等生にはつくれない。がむしゃらに世の中を変える気持ちが大切。一期は夢よ、ただ狂え。2018/12/01
Hiroyuki Fujiwara
2
著者の心がよく伝わってくる。ピーター・ドラッカーの言葉に影響。”目的は「顧客を作る」こと。その結果として「利益」が生まれるのであって、「利益」は本質的な「目的」ではないというのだ。”お年寄りを相手にした商売であり理念もしっかり伝わってくる。売り過ぎない。「アナタでなければ」と言われる商売。100円×100万人を目指す。ヤクルト販売+アメーバ経営をヒントに。最近、高齢ドライバーの事故がニュースをにぎわしているが、このような移動販売のことも併せて紹介すべき。免許返納は買い物難民につながるのだから。 2019/06/24
あけの
1
とくし丸の移動スーパーを利用してるかたと知り合ったのでとくし丸ってなんぞやと借りてみた 盛和塾か~懐かしい名前だ アメーバ経営とかあったね~2022/01/04
snakedoctorK
0
今度、とくし丸で仕事しようかなぁ。2023/11/09
purio
0
とくし丸が成功したのは高齢化の進行とか収益モデルの巧みさとか社会性の高さとか、評論家然といろいろな理由はつけられるのかもしれない。でも、結局は住友さんの熱量だったんだ。めちゃくちゃ泥臭くてカッコいい。業界は全く違うけど、私も見習わなきゃなと思わされた。2022/03/01