幻冬舎文庫<br> 異端者の快楽

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幻冬舎文庫
異端者の快楽

  • 著者名:見城徹【著】
  • 価格 ¥679(本体¥618)
  • 幻冬舎(2019/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344428553

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内容説明

「年を取るとは、自分のセックスに忠実になることなのだ」――。カリスマ経営者として共同体の中心に身をおきながら、「異端者」である己との狭間で、精神の暗闘を繰り広げてきた見城徹。作家やミュージシャンなど、あらゆる才能と深い関係を切り結ぶことで得た官能的な体験とは。「個体」としてどう生きるかを改めて宣言した書き下ろしを収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

91
見城氏の本は二冊目。本の造り手として、1人の人としてとても僕は魅力的に氏を感じているし、作家や歌手等との交流や仕事へも魅力を感じている。しかし、それらは圧倒的努力があるから。それにより想いを叶えて行く。加えて、やはり角川春樹氏の影響は大だと思う。過激故、物議を醸す時もあるのだろうが、目が離せない仕事と男というのはイイじゃないか! 当方もパワーを貰える。その他、読書好きには作家・本のビジネスへの書き込みが興味深く、音楽好きにも興味ある書き込みがある。対談も収録されていて、読み応えがある一冊。2021/02/14

ito

31
自らを「異端者」と認め、正面から共同体(マジョリティ)に切り込む見城氏の対談や言葉をまとめたもの。常に圧倒的な熱量で才能(異能者)に切り込み、ひりつくような人間関係を築く。角川時代の作家と編集者との関係、尾崎豊との出会いと道ゆき、ベストセラーを生み出す数々の逸話などなど過去の著作での既視感があるが、あらためてその切なさに触れると、死を意識した生き方の重さを感じる。笑って死にたいから、金銭や地位に頼らない精神的報酬を求める。経営者として社会的存在でありながら、異端者(個体)として貪欲に生きる姿を堪能した。2019/07/02

aloha0307

18
会社という共同体のトップでありながら、私的闘争を続け自他共に認む”異端者”の最前線にいる見城さん ”マジョリティに流通する回路を探し出す二律背反”を凄まじい熱量&質量で生きている(己が恥ずかしくなってしまう)。自己嫌悪の無い人とは付き合えない...生身の人間の擦れ合い ムキ出しの真剣勝負⚡ 共同体から滑り落ちる個の内面を照らす&表現する...ここが核なのですね。幻冬舎未読の、郷さん”ダディ”、ユーミン”ルージュの伝言” これは読まねばなりません! 2019/06/16

あつ子🐈‍⬛

13
好きなのだから仕方ない。アンチは永遠に沈黙すべし。2019/05/14

スプリント

12
2019年5月。ツイッター騒動をみると、異端者を許容することができなかったようですね。 尾崎豊との関係が読みどころです。2019/05/26

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