講談社青い鳥文庫 これが恋かな？ Ｃａｓｅ２ みんなの片思い

著者名：小林深雪【作】/牧村久実【絵】

講談社（2019/04発売）

• ISBN：9784065152218

内容説明

「小６のバレンタインで失恋。自信をなくして落ちこんでいた時、入学した中学校で再会したのは、幼稚園で好きだった男の子だった！」（「片思いの教室」）ほか、進研ゼミ中１情報誌で大人気だった、みんなの恋バナが１冊になりました。中学１年生の日常にふりそそぐ、ミラクル・ラブストーリー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[銀雪]

中1の9人の恋物語。1話ずつゆっくり読んでいった。ひとつひとつのお話がすごく短い。けど、このくらいのほうがときめきが濃縮されていていい感じ。ひとつのクラスが舞台の群像劇も好みなので。美雨のエピソードがいちばん好き。現実だと、こんなふうに好きな人は分散せず、特定の人に人気が集中しやすいけど（笑）、ここに出てくる男性陣はみんな紳士的。私立中の設定みたいだし、そうなると大人っぽい子も多いのかな。挿絵、女の子の髪型が全員違うのもすごい。メガネをかけてる子っていないんだな。

2019/06/27

[さっきぃ]

中学生になったばかりの9人の女の子たちの片思いのお話。ほんと初々しい。こんな時代もあったっけ？と不思議になるくらい。深雪先生の話に出てくる男の子たちはみんな品行方正で礼儀正しくてイケメンばっかり。女の子たちも友達と好きな人がかぶって1人が失恋しても応援できちゃったりいい子たちすぎるな。実際はもっとドロドロしそうだけど、この爽やかさが深雪先生だしな。久々に恋のトキメキやらを思い出してきゅんきゅんできました。

2019/06/09

[銀雪]

私自身の中学の同窓会を経て再読。ひとつひとつの話が軽くて短く、嫌な展開もないので安心できる感じ。バレンタインの回は話を忘れてたけど、いい終わり方だな。あと、失恋した美男美女同士がいい感じになる展開、ベタだけど好きだな。

2024/09/23

[Theodore]

はるか昔に1巻を読んだ記憶あり。続編があると知って読了。ストーリーはベタの極み、皆あり得ないくらいのハッピーエンドというスイーツ系の物語。個人的には1組くらい女子同士のペアがあってもいいんじゃないかとは思った。

2025/04/08

[てらさか]

1巻を読んだから2巻も。ポエミーすぎる。そう。ポエミーすぎる。でもキャラクターそれぞれのつくりはよかったので参考になった。

2020/04/04