参謀論 プロ野球最強コーチの「組織と人を動かす」言葉

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参謀論 プロ野球最強コーチの「組織と人を動かす」言葉

  • 著者名:橋上秀樹【著】
  • 価格 ¥1,386(本体¥1,260)
  • 徳間書店(2019/04発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198648138

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内容説明

プロ野球における作戦の主導は監督よりもむしろ戦略コーチ、作戦コーチによるところが大きい。監督に指導を一任され、選手からの信頼も厚い参謀として、強いチームを育て上げた著者の持つ、強い組織の作り方、選手をその気にさせる育て方、人の器の見抜き方等を、実地のコーチ経験に基づきながら語り下ろす。常勝軍団を作り上げていった過程は、ビジネスパーソンにとっては組織の中核を担う者に求められる要素を知るテキストにもなる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みつにゃん

20
去年まで西武の一軍作戦コーチをしていた橋上氏の本。『菊池雄星はなぜソフトバンクに勝てなかったのか』『西武からFA移籍する選手はなぜ多いのか』の目次がどうしても気になり、思わず手に取った。この二点に関しては、何かモヤモヤが残る。雄星のはもっとはっきりした理由が欲しいし、FAはそこじゃない別の理由がある気がする。仮に橋上さんの考えることが本当の理由だったなら今後も出ていかれる一方。球団努力じゃどうにもならないなら、西武ファンは毎回覚悟していかなきゃいけないってこと。それはあまりにも寂しい。西武ファン故の感想。2019/05/20

マッちゃま

15
ヤク中3冊目はチーフコーチからの目線。橋上さん自身、現役時代はヤクルトの左キラーのイメージ。WBCや我が巨人でも戦略コーチなる役職で優勝にも貢献された方なので本書を見つけた時は迷わず買いでした。帯の顔写真から見ても厳しそうな印象、昭和生まれですし鉄拳制裁も辞さずかと思いきや「今の子には通用しない」と語る。通用したら可なのか?という訳じゃないが、それが平成であり令和なのだろう。チームが勝つ為にを目標に監督と選手の間に立つ中間管理職的な視点の内容でもあり、そういう部分は一般社会でも通ずる理論かとも感じました。2020/11/10

すくすく

10
野村克也の教えを古いと本書の冒頭で言い切り、今の時代にあった選手に寄り添い一緒に考える指導者像が必要と言う。そのきっかけになったのがヤクルトのコーチになった最初の研修で講師から選手のニックネーム呼びするよう言われたことだと言う。悩みながら自分なりに納得、理解して実践するのを見て偉いなぁと率直に思った。栗山、高津、橋上…現役時代の活躍を知ってる人たちが指導者で活躍しているのは嬉しいことだなぁ2023/07/16

tetsubun1000mg

7
元ヤクルトスワローズ選手時代は、左投手に強い代打と守備固めで起用されていた職人肌の渋い選手の印象が残っている。 その後楽天・巨人・西武の球団でコーチを務めて、今年からヤクルト2軍チーフコーチとして育てる役割を務める。 一軍チーフコーチ、戦略コーチなどを歴任しているだけに野球に詳しいし、選手に合わせて教えることや助言を与えるのが得意のようだ。 本書の中で述べられているように、「人材育成」の面ではビジネスの世界に通じるのではないかと言うのが良く理解できる。 昔の教え方では、若い選手には伝わらないようだ。2019/05/12

K

5
わりと新しめの野球コーチ論。橋上コーチって今ヤクルトの2軍コーチなのか。最近、押し付けない教えってよく耳にするけど、最近の野球選手の例が出てきてナルホドと思える。2019/06/24

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