内容説明
あの連続誘拐事件から半年―。
特別班に舞い込んだ新たな殺人事件はノルウェーを恐怖の渦に巻き込んだ。
おどろおどろしい儀式のいけにえのように飾り立てられ息絶える被害者たち。
彼らの胃には、共通して鳥の餌が詰め込まれていたのだ。
ネットに流れる怪映像、主人公ミアを狙う謎の女、そして、全身に羽を纏う、「梟」の男…。
殺人捜査課特別班に降りかかる第2の試練。
『アイム・トラベリング・アローン』に続く、オスロ警察殺人捜査課シリーズ第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
103
これは上下巻の上にあたるような話なのかな。殺人事件自体は興味を引くものだが、登場人物たちが愚かすぎて、それが興醒めだ。ジョー・ネスボの賛辞は、社交辞令的なものも入ってるのではないかな。「オスロ警察殺人捜査課特別班」と銘打つとシリーズである程度売れるんだろうか…と穿った見方さえしてしまう。2021/06/06
papako
41
シリーズ2冊目。記憶はないけどなんとなく読みやすかったことは覚えていた。なんかミアがポンコツすぎた。思い込みで突き進みすぎ。お酒や薬に頼っているのにまともなつもりなのも痛々しい。あやしい登場人物がたくさんいるが、後半に動機が出てきて、意外なところから犯人に辿り着く。ミリアムの行動は浅慮だと思う。ブレスレットの女性もそのままだし、次の巻は翻訳されていないし。気になるなー。2025/04/05
あっちゃん
41
前作が面白かった記憶があるので二作目!それにしても、この特別班のチームはこんなに病的な人ばかりで機能してるのか?とすら思ってしまう(笑)ページ数が凄いのはチームの個人的問題に割かれているのかとは思うけど、それさえも伏線?ミスリードに引っ掛かりまくりチームとともに迷走、最後の最後まで気の抜けないので満足感と疲労感がどちらとも言い難い( ̄▽ ̄)2021/09/20
ほちょこ
39
1作目をほとんど忘れてたが、そうだ、リスベット似の女性が出てくるんだった!とすぐ思い出す。話の展開にスピード感はないのに、ダレることなく「それで?それで?」とめくるページも止まらない。最後の章で、あーもう!びっくりしたー!となって、面白かったー!となる。でも一息つくと、あれ?あの人はどうなった?という人物がポロポロいることに気づく。そして謎の女の影。ディスカヴァー文庫、次もよろしく!2019/10/02
うたかたの日々
37
始まりは2人の兄弟から始まり、そこから、カルト的な殺人事件相変わらずなミアにムンクと前作に引き続くメンバーで期待通り。酒、薬漬けのミアはもう少し立ち直っても良いのでは、主人公もそんなに好きになれないのに、話はおもしろい。他の方も書かれているが、事件解決しても続きは?次が気になる展開です。2020/01/05
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