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内容説明
人生も仕事も、どう“情報を捨てるか”で質が決まる。「良い情報はどこ?」などと考える前に、疑え、見極めろ、距離を置け。人、街、テレビ、ネット、スマホ……知的生産をするための、「情報活用」以前の教科書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
266
今後更に情報化社会が進む中、本書のように主体的に情報をとって捨てる行為が積極的に出来るようになるのが大事だなと思った。面白そうなテレビ番組があったので録画してみたい。2015/05/15
hisato
66
【図書館本】情報の「捨て方」というタイトルですが、読んでいくと情報の整理術に近い内容でした。第3章に"非整理術"とありますが、やっぱり整理術なのではと。 仕事をしていても古い情報に振り回されたり、資料がどこに置かれているのか分からなくなって、探すのに無駄な労力をかけてしまったりと最近目にすることが多くなってきました。 2章のウソ情報に関する部分は特に仕事では気をつけていきたいなぁと思うところでもあります。それにしても、全体を通して表現が凄いストレートですね、この本w2017/02/16
桜もち
63
著者はノンフィクション書評サイトHONZの主宰者。人生八十年しかないのにやりたいことはたくさんある。そこで、無駄なものはドンドン捨てろ、近寄るなという。その心構えと実践を紹介する。①大衆と差をつけるには、何が大事で何がそうでないか見極める力が必要。それには質の高い情報がいる。②情報はPCの一つのファイルに全部放り込む。③岐路に立たされたときは雲の上の存在(坂本龍馬、マザーテレサなど)ならどうするか想像すると正しい判断ができる。④目の前の情報は独立した点でなく流れや構成の中の要素であると心得る。2016/08/18
佐島楓
55
これくらいすぱすぱ目標に向けて邁進できれば楽なのだろうけれど、「無駄」と判断されることにかかわりあうのもよい体験になることはありますね。2016/06/16
おさむ
41
題名に注意!副題の「知的生産、私の方法」が正確な名前ですね。題名に惹かれて読んだのでややがっかり。他の著書とのダブりも多い。最終章の成毛さんの個人史がいちばん興味深かった。むしろこちらをメーンに書いた方が面白かったのに‥。2016/12/11