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内容説明
「曇って こんなにおもしろい!」――空の探検家・武田康男先生監修、小さな子どもから楽しめる雲の魅力がつまった1冊。きょうの そらの くもは、どんな くもでしょう。大雨をふらせたり、雷をおこしたりする「にゅうどうぐも」。綿のようなふわふわの形をしている「わたぐも」。飛行機がとおったあとにうまれる「ひこうきぐも」。魚のうろこのような形をした「うろこぐも」。もわもわと青空をかくす「おぼろぐも」。しとしとと雨をふらせる「あまぐも」。羊がたくさん集まっているようにみえる「ひつじぐも」。山でうまれて土を少し湿らせて、てっぺんまでいくと消えてしまう「きりぐも」。山の上を強い風がふく、レンズのような形をした「レンズぐも」……。精緻に描かれた美しいイラストとテンポの良い文章で、雲の変化の様子や種類が一目でわかります。空を見上げるのが楽しくなって、親子の会話が弾む絵本!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
278
五十嵐美和子・作。お話というものはなく、雲の上から街を俯瞰し、またその逆に街から空の雲を見上げるといった絵本。そんな絵本なので、絵は鳥瞰図めいた構図をとるものが多い。細部まで描き込んだ線描画に着色。建物などは直線が強調される。これはおそらく、雲の曲線を際立たせるためだと思われる。いろんな雲が紹介され、最後に図鑑風の解説も。この人は物語作品よりも、こうした図鑑めいたものが得意のようだ。2025/02/10
やすらぎ
189
青い空と白い雲って、なんでこんなにホッとするのかな。山の上にできる雲も、海の上にできる雲も、いつのまにか空高くまでモクモクと立ち昇っている。黒い雲が近づいてくると、なんで不安になるのかな。ふんわり雲が近づいてくると、なんでやすらぐのかな。雨あがりは空気中に多くの水蒸気があって、太陽に背を向けて見つめ、そこに光が射したら、虹に逢えるかもしれない。子どもたちが空と雲に興味を持てて詳しくなれる、写真集のような爽やかな絵本。いろんなかたちの雲がある。みんなちがって、みんないい。明日はどんな空が広がっているのかな。2024/09/24
MI
80
くもにもいろんな形がある。すじぐも、うろこぐも、ひがさ、ひつじ雲、わた雲、キリ雲。くもの光から光がさしているのはこうぼう。にじいろに見える雲。雲が太陽の近くにあるときに見られるさいうん。イラスト調で描かれた雲がとてもよかった。2023/10/24
☆よいこ
65
読み聞かせ向き。こういう時にこんな雲が見られるよ、この雲はこういう風にできるんだよ~と分かりやすく説明してくれる。巻末にまとめて説明有り。雲の自由研究の導入に使えるかも。2019/05/28
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
49
この雲はこんな雲ですと、雲の名前と解説が載っている絵本。なじみの雲から知らない雲もあありました。この絵本を持って空を眺めたい。2019/12/30
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