データ・ドリブン・エコノミー

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データ・ドリブン・エコノミー

  • 著者名:森川博之
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • ダイヤモンド社(2019/04発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478106365

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内容説明

物的資産やアナログプロセスからデータを集める動きが活発化し、データ・ドリブン・エコノミーが到来しつつある。リアルデータが生産性を高めることで、ビジネスや社会はどう変わっていくのか。これからの時代に新たな価値を生み出す視点とは何か。東京大学教授の森川博之氏が事例を交えながら詳しく解説する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

32
ビッグデータを使う世界、その世界観を紹介した本でした。発刊がいつかわからないが、既に内容が陳腐化しているのかもしれないと感じてしまったんだけども、この世界のスピードが怖い。IOTの事例なんかが、今だと規制対象にもなってたりするし、ビッグデータとAIの利用について、このとき考えられていたものが、今すでに変わっているのもあるけど、データを使った世界という、まだ見ぬ未来を示唆しているのがよかった。具体的な知見の本ではない。2021/01/26

Hiroo Shimoda

11
事例が豊富で頭に入りやすい。製造業のアナログな工程をデータで最適化、と考えたが連続したプロセスの一部だけ最適化するのは簡単ではなく、小さく始めるのが難しいようだ。2020/09/20

いーたん

9
I o TやAIはツールである、ということを様々な事例や考え方を紹介し、データこそが本当に重要なものだと、一貫して 伝えてくれる。手法に惑わされることなくデジタルデータに変換すべきアナログプロセスを見極めること。デジタル化を進めるときにこそ、人間のアナログ力を発揮すべき、というメッセージに勇気をもらった。著者の人を見る目の優しさを感じました。2020/01/14

makio37

9
データ駆動型経済とは、「リアルな世界から集めたデータが新たな価値を生み出し、あらゆる企業・産業・社会を変革していく一連の経済活動」を指すようだ。IoTやAIは必須要素と思っていたので、それらはツールに過ぎず、重要なのはデータだという主張は新鮮だった。アナログプロセスをデジタルデータに変えられるかを曇りのない目で見つめよ、とある。情報通信技術はもうインベンション(技術的なハードルを越える)の時期でなく、イノベーション(顧客や社会のハードルを越える)の時期に移ったことを意識せよ、との指摘も参考になった。2019/07/21

KUMAPON

8
多数のDX事例を引き合いに出しながら、これからの経済におけるリアルデータ活用の重要性を説いている。目新しい内容ではないものの、現状を俯瞰するという意味で勉強になった。「走りながら考えろ」というメッセージが繰り返されているのが印象的。熱い語り口から著者の危機感が伝わってくるようだった。2020/02/24

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