内容説明
「恥をかくのが怖くてチャレンジできない」「人に嫌われてると思い込む」これらは回避性パーソナリティー障害の特徴である。自尊心が傷つくことへの強烈な不安・心配ゆえに「何もできない人」が、能動的な日々を過ごすためのヒントとは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆにこ
75
星新一さんの話は今まで知らなかったので驚いた。一人行動は気楽だし、仕事は地味にコツコツやりたいので、わりと当てはまる。明るく振る舞い、新しい人間関係を積極的に広げなきゃいけないなんて苦痛(笑)治さなきゃいけないのだろうか。2016/08/31
まーちゃん
72
回避性パーソナリティ障害。うんうん、そやね。で?心理学や精神医学の用語は知らんけど、四半世紀以上やってる我流の自己分析でも行き着く先はだいたい同じ。この「障害」は病気と同義?だとしたら要治療で、治せる種類のもんなん?パーソナリティは個性って意味やんな?そんなもん治らんでしょ。そもそも治す対象か?/…こんな風に難癖つけたなるからこの手の本は読みたないねんけど。この本のタイトルがあまりにも「私やん!」って思たから読んでしまった。「回避性」の定義は面白かった。私の人生の特徴をよく言い表してるわ。いやになる。→2017/02/08
ゆかーん
66
「面倒」=社会との接触や責任が恐い、嫌になること。心に負担を感じると、逃れたいという思いが強くなり、心と体のバランスが崩壊してしまう人ばかりの世の中。先日、座間で起こった殺人事件の被害者達も、生きることに疲れ、死にたいという気持ちから犯罪に巻き込まれました。引きこもりや、学校でのストレスなど、原因は様々ですが、どの子も自分に自信をなくして生きているように感じられます。「どうせ」と諦めてしまうのではなく、無理なく自分をさらけ出せるよう、まずは行動を起こすことが、自分を変えるチャンスになるのだと納得しました。2017/11/12
おにぎりの具が鮑でゴメンナサイ
44
久しぶりぶりぶりに本を読んだ。予約の順番がようやく巡ってきたので、働く手を緩め、弁当作りの手を抜いて、時間を捻出した。パーソナリティ障害の分類にはさまざまあるが、思考や行動のパターンや原理に微細な違いがあるだけで概ね大別ない。心というものはデリケア(小林製薬)も効かぬデリケートゾーンであるのだからその微細を理解することが肝要だが、読み物として成立させるには些かボリュームに乏しいようで、有名人などのエピソードを盛り込むなどして岡田先生も苦心なされたようである。私は元気です。生きる目標が見当たらないだけで。2017/09/08
西
42
タイトルからして、自分のことが書かれているなと思って購入。 前半は自分に当てはまる部分をこれでもかと見せられて少しつらかったが、後半に書かれている様々な人のエピソードは、今からでも変われると思えるもので、励ましになった。また、作者自身が今の道に進むことになった偶然の成り行き話とそこから得られる教訓も心に響いた。 星新一さんの話も興味深かった。久しぶりに星さんの小説読んでみようかな。2016/10/08
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