内容説明
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「いろいろな薬局からたくさん届くFAXどうにかならないかなぁ」「薬局から患者さんの情報提供がもう少しあれば嬉しいんだけどなぁ」といった病院の悩み。「病院の先生は忙しいから何度も電話をかけるのは気が引けるわ」「送ったFAXちゃんと確認してもらえたのか不安だな」といった調剤薬局の悩み。薬薬連携で、そんな悩みありませんか?本書は薬薬連携の課題とその解決方法を探るために、IT会社社長も務める現役医師が書いた書籍です。
目次
第一章
薬薬連携の重要性
薬剤師の仕事と薬薬連携/薬薬連携の実例
コラム1 かかりつけ薬局の意義と課題
コラム2 残薬問題と残薬バッグ
第二章
薬薬連携における疑義照会の実情と課題
疑義照会の内容と手順/疑義照会時のストレス
病院勤務医の実情
個人の経験・慣例に頼る調剤現場
コラム3 ポリファーマシーの問題
第三章
薬薬連携に役立つ試み
疑義照会簡素化プロトコルとは
トレーシングレポート/合同勉強会
コラム4 地域包括ケアシステムにおける薬薬連携の役割
第四章
Dr. JOYを活用した薬薬連携コミュニケーション
薬薬連携の新しいコミュニケーションスタイル
終章
これからの薬薬連携
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめぴょん
2
薬学部志望の長女にと図書館で借りました。多職種によるカンファレンスでお互いの専門性を生かした質と安全性の高い医療を提供する。忙しさの中で見落とされがちな重複や禁忌などの疑義照会は診療中の医師への確認が必要となり、時間を要する。待ち時間が長くなるうえ、伝言ゲームのようなミスが発生しかねない。防止策として、簡素化プロトコルを使う。高圧的・忙しそうなど医師には伝えにくい雰囲気があるのは否めません。私は逆にカルテ上では知り得なかった情報を聞くのが得意です。雰囲気なのでしょうか。医療業界では無駄な会議をはじめ 2019/10/11
メチコ
1
医療従事者のコミュニケーションツール「Dr.JOY」の宣伝本。でも、無料で導入できるということなのでちょっと使ってみたいかも。2020/08/08
Ikutan0629
1
医療業界は、多くの関係者がたくさんの情報をやりとりするのに、意外とアナログで紙文化だということが、マンガで理解できます。確かにITで効率化を計るのが重要ですね。医療費削減にもつながると思います。医療人でなくとも、自分が病院にかかったときに、医療スタッフがどんなことをしているのか、理解するのに良いと思います。 ただし、最後の1/3はDr.JOYの宣伝色が強いです。2019/10/19