新潮文庫<br> 炎の岳―南アルプス山岳救助隊K-9―(新潮文庫)

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新潮文庫
炎の岳―南アルプス山岳救助隊K-9―(新潮文庫)

  • 著者名:樋口明雄【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 新潮社(2019/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101003610

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内容説明

“幻の名峰”として人気の新羅山。その日も登山客で賑わうなか突如、群発地震が襲う。不穏な空気が漂い火山学者は警告を発するが、行政に黙殺される。やがて噴火が始まり、逃げ遅れた人々を救うべく、救助隊員の静奈と夏実は相棒の犬と共に山頂へ向う。だが山中には凶悪な殺人者も潜んでいた。荒れ狂う山、襲いかかる魔手。決死の救出に挑む彼女たちにタイムリミットが……。『火竜の山』改題。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小梅

87
大好きなシリーズ。登山マナー、誘拐、噴火と、今回も期待を裏切らない面白さ。後半はイッキ読みでした。2018/11/23

goro@the_booby

54
依頼された講演を行う為岐阜県へ向かった夏実と静奈、メイとバロン。突如噴火が始まった新羅山で救助活動を行うが、そこでは誘拐事件も発生していた。北岳を離れているのでお馴染みの面々はお休みだけど、後半はジェットコースター状態。夏実を救う為灰の粉塵の中、走るメイ!相棒を助ける姿に泣けてくるわぁ~。犬たちの気持ちを描写するシーンにグッとくるのです。単行本「火竜の山」の文庫版再読です。2019/08/24

ジュール リブレ

34
500ページ超え、一気読み。舞台が北岳から離れ、架空の狩場市、新羅山。急に噴火した山での困難な救助に、別の問題もいくつも絡んで。ラストののんびりした北岳の景色に救われます。面白かった。2019/04/04

伊之助

33
やっちまった。記憶にないk-9シリーズのタイトルの本を密林でみつけたので、新作出たんだあ~とウキウキで取り寄せて読んだところ、何かおかしい。カムイがまだ健在。復活か?よくよく調べたところ、読了済みの単行本の文庫化だった。そしてタイトルが変更されてた。k-9の新作を待ち望む身の早とちり。少しガッカリしつつ、それでもまた読む。やっぱり面白い。現実的にはあり得ないような筋なんだけど、隊員やメイたちの魅力にどっぷりはまった身にはやっぱり面白い。2018/11/10

まるぷー

30
山梨県警山岳救助隊の静奈と夏実が、岐阜県に講演に招かれる。無事に講演を終えたが近隣の新羅山(仮想の山)に噴火の兆候が。約100名の登山客に下山要請をするが、取り残された登山者の救出活動にあたる。それとは別に誘拐犯と人質の少年、更には殺し屋が山中に。静奈、夏実とバディのシェパードのバロン、コリーのメイが必至の救出劇。やがて、マグマ噴出の噴火、火砕流が流れ炎に包まれていく。御嶽山と普賢岳を思い出す。臨場感溢れるクライマックスに手に汗握りながら読了。バロン、メイの勇敢さと絆に感激した。 2020/05/16

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