地域資源を守っていかすエコツーリズム  人と自然の共生システム

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地域資源を守っていかすエコツーリズム  人と自然の共生システム

  • ISBN:9784061552302

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内容説明

国内各地のエコツーリズムの現場で役立つように、エコツアーによる自然環境や地域社会への影響を整理したうえで、自然環境を活用しながら保全も進める「共生型のエコツーリズム」とその具体例を紹介し、エコツーリズムによる地域の自然環境の価値ある活用をデザインするための「戦略」を解説。現場担当者、必携の書!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

目次

第1章 地域資源を活用するエコツーリズム
1.1 知床エコツアー体験
1.2 エコツアーからエコツーリズムへ
1.3 エコツーリズムにおける資源利用とその課題
第2章 エコツアーと地域資源の保全
2.1 エコツアーによる自然環境への影響とモニタリング
2.2 エコツアーによる社会・経済への影響とモニタリング
2.3 自然観光資源の現場のマネジメント
2.4 エコツアーガイドの役割
2.5 エコツアーガイドの実際
第3章 エコツーリズムと地域資源マネジメント
3.1 エコツアーから自然環境のマネジメントへ
3.2 エコツーリズムによるマネジメント
3.3 エコツーリズムと法制度
第4章 <事例>地域資源の保全と利用の実際
4.1 原生自然におけるエコツーリズム――知床(北海道)
4.2 コウノトリ・ツーリズム――豊岡(兵庫県)
4.3 狩猟と共存するエコツーリズム――片野鴨池(石川県)
4.4 海洋型エコツーリズム――九十九島(長崎県)
4.5 エコツーリズム対象地の評価――沖縄県
第5章 エコツーリズムによる地域資源の保全と利用の戦略

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

5
エコツアーとエコツーリズムの相違は、前者は行動や活動。後者は持続利用がキー(18頁)。わかりにくい相違かもしれない。ただ、維持可能性や地域貢献を基盤としていると思える。1983年H.Ceballos-Lascurainがエコツーリズムを初めて使ったという(22頁)。エコツーリズムの本質は、地域資源の効果的、賢明な利用にある(43頁)。ガバナンスは関係者間の関係や協働に重点を置き、方向性をも検討する過程(172頁)。マネジメントは、所与の目的のためにシステムを変化させて対応し、持続させること(34頁脚注)。2013/11/25

たけのこ

0
新しいエコツアー事業を始める経緯を段階ごとに記述したり、自然環境や地元/利用者へ起こる影響をどこまで評価するか、どうやって定量するか、など、1つ1つ切り分けてハッキリ説明があり、考え方がわかりやすかった。各地の具体例も充実。知床はやっぱり行ってみたいなぁ。2020/05/12

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