内容説明
世界の三大漁場の一つを経済水域内に持ちながら年々漁獲量を減らし、後継者不足の問題や近隣諸国の海洋進出も相まって、衰退著しい日本の水産業。この凋落の原因を水産資源管理政策に見出し、客観的なデータから国際標準との差異を指摘、さらに水産資源取引の現場の知見をふまえて解決策を探っていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
塩崎ツトム
7
客観的データをもとに、日本の水産業界が「死に体」を通り越してもはや「死んだオウム」状態になっているという悲惨な事実を突きつけてくる恐ろしい本。どうしてこうなるまで放っておいたんだ!2019/07/02
zanzalve
2
日本の危機的な水産業。 かたや世界的には持続可能な優良な業界になっている事実。 根本的な原因は将来を見渡せずその場しのぎの政府対応。漁業者も目先の利益の確保にしか目がいかない。消費者もマグロが食べられないとか、絶滅危惧種のウナギをハレの日でもなく食べ続ける。 政府の外交術もめちゃくちゃ暗澹たる思いがします。 世界6位の200海里の水面資源を持続可能な形で利用できる比較優位な立場を上手く活かして欲しい。2019/06/13
takao
1
ふむ2019/08/11
がまち
0
これまでの日本の交渉姿勢について深く反省を迫る内容であった。今後の水産においてはより世界の標準的な科学的基準と世界の趨勢に沿った意思決定が必要であろう。2020/03/24




