スターツ出版文庫 君がいない世界は、すべての空をなくすから。

著者名：和泉あや

スターツ出版（2019/04発売）

• ISBN：9784813706359

内容説明

母子家庭で育つ高2の凛。心のよりどころは、幼少期を過ごした予ミノ島で、初恋相手のナギと交換した勾玉のお守りだった。ナギに会いたい――。冬休み、凛は意を決して島へ向かうと、いつも一緒に居た神社に彼は佇んでいた。「凛、おかえり」小さく笑うナギ。数カ月前、不慮の事故に遭った彼は、その記憶も余命もわずかになっていて…。「ナギ、お願い、生きていて！」愛する彼のため、絶望の淵から凛が取った行動とは？　圧巻のラストに胸打たれ、一生分の涙！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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綺麗な情景の想像できるような優しい雰囲気はとても好きだし読みやすかった。 全体的にはとても好きな作品でした。 が、個人的に帯がいただけない。。。 映画とかでよくある過剰な予告を見てしまったような感覚。 ミステリーでもなく綺麗な展開だと思ったしこういう煽りはいらないかなぁ。

2019/03/24

[イズ]

島に住んでいた『凛』は幼い頃、父の死をきっかけに母と東京に行く事になる。高校生になった頃、島でずっと好きだった彼と夢で会い想いを伝えたくなり、冬休みを使い島に戻る。島に戻り彼と会うが、いまいち自分の本心を伝えることが出来ない日々が続く中で、彼は凛が島に戻る数ヶ月前に事故に遭い意識不明の重体が続いていることを知る。凛は彼と会って話しているというが… あらすじだけまとめるとホラー作品みたい笑。恋愛小説ですよ！彼は現在話す事の出来ない状態であるという事は早い段階で読者側は分かるのですが、主人公は気づいていないと

2019/10/10

[果梨]

頭の中で広がる世界が綺麗で素敵でした。 離れていてもずっと思っている。 離れていても引き寄せられる。 長い月日がたっても巡り合える。思いあってる。 今の自分とは全く無縁だからこそ読んでて楽しかったです。

2020/09/09

[ki yu]

どこにいてもどんなに離れていても心は繋がってる

2023/08/06

[まき]

中学生にプレゼントするために（R15か？など確認のため）自分も一読。

2021/09/10