BANK4.0 未来の銀行

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BANK4.0 未来の銀行

  • ISBN:9784492654866

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内容説明

アマゾン、アリババ、フェイスブック、アップル・・・・・・
2025年、世界最大の銀行はテクノロジー企業になる!?

急速に進化するテクノロジーで金融サービスの姿は全く変わる。
従来型の銀行が、いまだに支店、通帳、印鑑、本人窓口確認、プラスチックカードをもとにバンキングを提供している一方で、巨大IT企業やフィンテックスタートアップは、AIやブロックチェーン、SNSを駆使し、それらを一切必要としない、顧客のメリットのみを追求した新たなバンキングの世界を作り始めている。

未来の銀行は誰が制するのか?
ハイテク・プラットフォーマー VS 従来型銀行、サバイバルの行方は!
金融とテクノロジーの世界的ビジョナリストが、銀行の今と未来を解説する。

目次

監訳者まえがき
はじめに
謝辞

PART1 2050年の銀行
CHAPTER1:第一原理への回帰
CHAPTER2:規制当局のジレンマ

PART2:リアルタイム世界におけるバンキングの再構築
CHAPTER3:組込み型バンキング
CHAPTER4:商品とチャネルから顧客経験へ
CHAPTER5:分散台帳技術、ブロックチェーン、仮想通貨、分散型エコシステム

PART3:フィンテックで銀行が不要となる理由
CHAPTER6:フィンテックとテックフィン:敵か味方か?
CHAPTER7:バンキングにおけるAIの役割
CHAPTER8:普遍的な顧客経験

PART4:生き残る銀行、そうでない銀行
CHAPTER9:適応か死か
CHAPTER10:結論:Bank 4.0へのロードマップ

解説
訳者あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

105
ブレット・キングの著作は日本で訳されているものがすべて読んできました。やはり日本の類書よりもきちんとしていて優れた著作であると思われます。店舗の役割がなくなるという観点が多かったのですがこの本では、ブロックチェーン、ディープラーニング、AIンドの役割が既存の金融機関をどのような方向にもっていくのかがよく理解できるように説明されています。2019/05/18

Hiroo Shimoda

10
銀行業を襲っているデジタルの変化の総まとめのような本。500頁と結構なボリューム。もはやCEOがデジタル人材じゃなきゃダメ(CTOを置くのでは不足)という指摘には納得。2019/12/21

犬養三千代

8
未来は過去の延長線上にないということだろう。スマホ決済などが途上国といわれる中国、インド、アフリカなどから爆発的に普及している。このことから、今の形の銀行は淘汰されていくことを分析している。AIもしかり。銀行だけではなく人の営みはどうなるのかな?楽しみでもあり、一抹の不安もある。2019/11/25

konomichi

5
フィンテックスタートアップCEOによる、銀行の未来像。刊行されて少し時間が経ってるので、NFT、DAO、DeFi 周りについての言及はあまりないが、それでも、昨今のフィンテックまわりの金融サービスの動きについては、とても詳しいし、示唆に富む。金融業界の未来の概観として是非。2022/09/23

GASHOW

5
銀行の仕組みは、貨幣が使われるようになって自然にうまれた。預かっていたお金を貸しても、金庫から持ち出すことなく他の人に貸すことができる。記帳するだけで価値が発生する。そこで必要なのは、借金をする人で、借金が価値そのものだ。価値の全体に対応するお金はないので、引き出しをしようとする人がある程度あつまると銀行は破綻する。銀行の口座のように個人資産を管理できると、銀行のような価値創造が可能になる。銀行は、許認可事業で国の監督対象だけど、アリペイはその仕組みからアントフィナンシャルを誕生させた。2020/04/07

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