内容説明
ビジネスとインクルージョン(包摂)は両立可能なのか?
元MIcrosoft、現在はGoogleで「包摂的なデザイン」をリードする著者が贈る、
現在のプロダクト/サービスづくりには欠かせない視点をもたらす一冊。
デジタルプロダクトを中心に、より多くの人々がひとつの製品やサービスに触れるようになりました。それにより、身体的、心理的、文化的に対象ユーザーから排除されてしまう人々や、以前から実は排除されていた人々の存在が浮かび上がるようになってきています。
本書は、そうした多様なユーザーを見えなくしている慣習を捨ててインクルーシブなデザインをビジネスで実現させるための、経営者やデザイナーに向けたフレームワークを提供します。
思い込みのペルソナからあいまいなユーザー像を対象にデザインするのではなく、いかに個別のユーザーのために設計したプロダクトを、大勢のユーザーへとスケールさせていけばいいのか。「人々のために」ではなく、いかに「人々とともに」デザインしていくことが可能なのか。ユニバーサルデザイン、アクセシビリティ、そしてインクルーシブデザインの違いは何か?
モノやインターフェイス、そしてサービスを設計するときに、必ず心に留めておくべきインクルージョンへの指針を与えてくれるでしょう。
「彼女は「インクルージョン」をイノベーションの源泉にする方法を私たちに示してくれている。より多くの人々のために素晴らしい製品を作りたいと願うあらゆる人にとって、重要な本である。」
――― サティア・ナデラ(Microsoft CEO)
「人々が必要とするものとシリコンバレーのテクノロジストが人々に届けているものとの間に、根本的なミスマッチが生じてしまった。その原因は、テクノロジー業界の人々が、世界の人々を代表するサンプルとして 自分たち を使っているからだ。キャットは、業界に共通するこの残念なバイアスに取り組むカギを握っていると、私は確信している」
――― ジョン・マエダ
目次
序文 | ジョン・マエダ
謝辞
1 インクルーシブへ、ようこそ
2 シャットインとシャットアウト
3 排除のサイクル
4 インクルーシブデザイナー
5 人々とともに、人々のために
6 マッチメイキング
7 標準などというものはない
8 愛と絆の物語
9 インクルージョンは未来をデザインする
参考文献
推薦図書
索引
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
カエル子
hiroki
Kitamuu
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