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内容説明
サッカーに代表されるプロスポーツを主たる原動力として、世界中で急成長しているスポーツビジネス。
スポーツは「感動」や「共感」を媒介として、多くの人々の消費行動に
強い影響を与える産業として、今後もその規模や領域を拡大させていく。
だが、日本におけるスポーツビジネスの成長は欧米に後れを取ってしまっている。
今後、日本でこのビジネスに関わる人々がまず認識しなくてはならないのは、
スポーツとは「エンターテインメント」であること、そして究極の「コト消費」ビジネスであるという視点である――。
目次
■まえがき
■1章 スポーツビジネスとは何か?
■2章 スポーツビジネスのプレイヤーが抱える課題
■3章 「スポーツ×α」で新規ビジネスを創出する
■4章 スポーツビジネス市場の拡大に向けて
◎データ活用による新たな価値創造
◎スポーツ分野における才能発掘と育成マネジメントの近未来
◎「マーケティング」支援でスポーツビジネスは生まれ変わる
◎最新テクノロジーが切り開く次世代のスポーツ市場
◎「スポーツ」の概念を拡張し.あらゆる「熱狂」をスポーツに
◎「スポーツベッティング」がスポーツをエンタメに変える
◎伸び悩むスポーツウェア市場と.アスレジャー市場の拡大
◎スポーツツーリズムの可能性
◎「コアマス理論」でスポーツビジネスを開拓すべし
「機能」「ビジネスモデル」「訴求方法」「タッチポイント」を変えてみる
■あとがき
2020年 東京オリンピック・パラリンピックとその次の時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デジタルモンスター
1
スポーツビジネスに関わる人は読んだほうが良いと思った。 「共感」「エコシステム」「タイム」の3要素。 何で共感を得て、誰と組んで、どの時間を奪うのか。データ活用、テクノロジーによる新たな価値想像。今後、日本で行われるスポーツの祭典を機に、スポーツビジネス市場を、拡大できるかどうか。2019/04/16
Y_Maeda0421
0
スポーツビジネスの市場は拡大していく。スポーツビジネスを発展させる上で、「共感」ポイントを見つけてビジネスを探していくことが大事。2019/06/15
Sachiko
0
3C分析ならぬ、SET分析。「共感を得られるものは何か(Sympathy )」「誰と組むべきか(Ecosystem )」「顧客のどの時間を奪えるか(Time)」。なるほど。たしかに、共感できないものにはお金も時間も使わない。通勤、仕事、食事に睡魔、正直残る時間って多くない。その時間を何に使うか、使いたいと思うに足るアクティビティなのかは、重要な判断軸として無意識的ではあるものの判断基準の最前線に鎮座している。そこを踏まえ上手く捉えた上で魅力を感じさせることができるのかが経営側・主催者側の腕の見せ所。2019/05/21