内容説明
高校生の泪は、“過眠症”のため、保健室登校をしている。1日のほとんどを寝て過ごしてしまうこともあり、友達を作ることができずにいた。しかし、ひょんなことからチャラ男で人気者の八雲と友達になる。最初は警戒していた泪だったが、八雲の優しさに触れ、惹かれていく。だけど、過去、病気のせいで傷ついた経験から、八雲に自分の秘密を打ち明けることができなくて……。ラスト、恋の奇跡に涙が溢れる――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんこ
2
好きなイラストレーターさんが表紙を描いてて知った一冊。本屋さんで見つけたので読んでみた。「過眠症」の女の子が主人公なのだけれど、こういう物語は自分を重ねちゃう事が多いから気持ちもよく分かるな。でも出会った男の子や友達、何より先生に恵まれてるなって思ったし、家族も理解があって良いなって思ってしまった。胸キュンの多い恋愛小説は最近やっと免疫が出てきたけどやっぱりどこか読んでいて照れくさい気がする。スラスラと読めるから一日で一気に読んでしまった。「普通」って何だろうって考えさせられるストーリーでもあったな2017/09/25
Nori
1
過眠症を患い保健室登校をする女子高生がとあることをきっかけにクラスメイトの男子高生と出会い、お互いに惹かれ合っていくけど過眠症が原因で素直に仲が進展しない物語。メリーバッドエンドになりそうな予感をさせつつラストはしっかりハッピーエンド。個人的にはクラスメイトの委員長と環奈さんの二人がお気に入りでした。2024/12/20
-
- 電子書籍
- 完全無欠の鬼隊長は実は怖がりでした(1…
-
- 電子書籍
- これだけで、ラクうまごはん