内容説明
自由気ままに旅をしていたバカップルのカリムとアミュレットは、ある日ドラゴン娘のタマと出会う。故郷へ帰りたがっているタマに頼まれ、ふたりは竜の里へタマを連れていってあげることにした。親切なふたりに感謝するタマだったが――バカップルは道草を食うのが大好きで、おまけにその正体は危険度SSSランクの賞金首、《魔眼》と《竜殺し》だった! 最強の脳天気バカップルが臆病なドラゴン娘と大冒険を繰り広げる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
15
【試し読み】年にいったい何冊新作出すんだこの人は…今作はファンタジー。賞金首であるバカップルが、ドラゴンの幼女を拾うところから始まる擬似家族モノ。試し読み部分ではただひたすらイチャイチャするバカップルの姿を描いているので、後半、バカップルがどうして賞金首になったのか等のシリアス要素が入ってくれるといいのだが…2019/03/29
しまふくろう
14
試し読み。表紙も挿絵も可愛らしくて大変良い。アミュレットのセクシーな姿やタマとカリムのコミカルな絵が素晴らくて大変結構だった。 序盤では目的と大雑把な素性に軽く触れるだけで主に賑やかな仲良し三人旅の様子が描かれている為、日常コメディ物に近い印象を受ける。 このまま何事もなく進むのかシリアス要素が入ってくるのか、続きが気になる。2019/03/28
真白優樹
9
自由気ままに突き進む賞金首バカップルの二人が、故郷を探す幼き竜の少女と出会い始まる物語。―――心のままに気の向くままに、探す場所を知らずとも。 バカップルという範疇を飛び出しているのではないかと思える程のいちゃつきを見せる二人が、道中で働いてみたり様々な事件を起こしてみたりしながら、三人になって突き進む物語。 根底にあるのは愛であり、それを喜劇と珍道中というスパイスで味付けしており、芯の一本通った、様々な味が楽しめる物語である。目的地の場所は知らず、そんな旅の行方とは。 次巻も須らく期待である。2019/04/03
ふらこ
8
タイトルそのままの内容です。キャラクターのバックボーンに秘密とかないようなので、今後もひたすら旅する話になるのかな。2019/05/26
ホシナーたかはし
8
ボーイミーツガールもの、少女アミュの為に少年カリムが奮闘する作品は、ラノベで久しぶりではなかろうか。面白いのですが、あまりダラダラしてると飽きそう。2019/04/01