内容説明
相田みつをの生きる勇気がでる36の言葉集。東日本大震災後に買占め騒動があった際に、相田みつをの言葉「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」が共感をよびました。本書は震災で揺らいだ心を癒やし、復興の後押しになればと企画しました。悲しみに寄り添っていくことの大切さをやさしく教えてくれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メルティ
32
みつをさんの詩は読み手によってさまざまな解釈がなされ、意味がひとつに固定されない詩だと思いますが、解説にて、みつおさん自身はこういう想いで描いていたのかということに触れると、感じるままに読むのとは、また違った味わいがあります。なぜこんなに真理をついているのかと思ったら、禅の心がこめられていたからなんですね。「雨の日には雨のなかを、風の日には風の中を」なんだか気持ちがゆったりしてきます。いいなぁ。2014/04/24
Maiラピ
14
あまりにも有名すぎて、実は相田みつをさん初読です。『うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる うばい合えば不満 わけ合えば感謝 うばい合えば戦争 わけ合えば平和』そうです、全部真理です。あたりまえの言葉だけど、忘れてしまう、心に刻んでおこう。絶筆の『円』がいいです。ちょうど仙厓の本も借りてきたので、どっぷり禅にはまります。2011/08/27
NEX
1
しあわせはいつも自分のこころがきめる 状況や立場が変わったら、感じ方も随分変わるだろうなという一冊。 ちょっと苦しいときにも読みたいな。2013/03/17
キムキム
0
こころにしみる。2014/07/12
y
0
読まなくても見るだけで沁みてくる…こういう字を書けるようになったら面白いだろうなぁ。2020/12/12