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内容説明
「ルドルフとイッパイアッテナ」から25年、前作「ルドルフといくねこくるねこ」から10年――。累計80万部超のロングセラー「ルドルフ」シリーズ、待望の第4巻! 第4巻では、ちょっぴり成長したルドルフたちが活躍します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
108
タイトルから勝手にルドルフのロマンス?と思っていた。「百万回生きた猫」の白い猫をイメージしてたら、とんでもない!ペルシャ系のスノーホワイト姐さん、すごく男らしい。随分久しぶりの続編ということで「ためになる本」を意識したのか、ことわざが満載。ルドルフがますます教養を身につけている。その調子でもう一作書いてほしいな。2016/06/30
紫 綺
108
だいぶ前にシリーズ3冊読んで、完結したと思っていた児童書、ルドルフとイッパイアッテナシリーズ。続編が出ていたと知って早速・・・。久しぶりの猫の世界は楽しい~♪今回はことわざの勉強になるぞ。2014/05/05
優花 🍯モグモグ
101
子供だったルドルフが成長し大きくなり、ルドルフの友達のブッチーも父親になり楽しく読めた。もちろん今まで築き上げた仲間猫たちや、新しく仲間に加わる猫たちも仲間想いで読んでいて気持ちが良い。たくさんの子供たちに読んでほしい本だなって思いました。2016/10/12
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
84
飼い猫は飼い主を選べない。次々に貰われていく兄弟達。ブッチーの娘チェリーにとって、一人旅をしたルドルフはヒーローだった。ある日、行方不明のチェリーを探す猫たちは、駐車場で彼女の匂いが途絶えているのを突き止めた。車でどこへ行ったのか……ルドルフたちは推理を働かせ横浜行きのワゴン車に忍び込む。入院中の兄に代わり縄張りを治めているメス猫スノーホワイトは、怖さと乙女心が同居する魅力的なキャラクター。〈知略家〉と恐れられる存在になったルドルフ。でも屈服させた相手に「じゃあまたね」と言ってしまう行儀のよさは変わらず。2015/02/14
流言
79
子供の頃、NHKのアニメで知ったルドルフ・シリーズですがこっちが大人になったというのにルドルフもまだまだ青年のままで、不思議な感覚になる。児童文学ではあるが、猫の世界も色々大変なんだなあという生活感がルドルフの訥々とした語り口で描かれている。携帯電話とかないから、連絡を取るのも一苦労。新登場のペルシャ猫・スノーホワイトでオットコマエで、腕っ節もある女傑であるのに対し、それと正面から渡り合うルドルフのインテリヤクザっぷりもこなれたもの。幼いながらも自分の生き方を探求するチェリーのこれからにエールを送りたい。2014/10/06