内容説明
知的には問題がなく、なまけているわけではないのに、日常生活や学習面で何度言ってもなぜか同じ失敗を繰り返す発達障害の子どもには遂行機能(実行機能)の問題が考えられる。その特性を理解し、失敗させない伝え方を子どものタイプ別にわかりやすく紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よむよむ
44
これは現場に即した良本である。対応は早ければ早い方が良い。小学校の大きな集団の中で困り果てる子ども達の姿は切ない。なので幼児向け編があれば尚良い。しかし、何より大切な家庭との連携が上手くいかないことが大きな壁となる。一年生の一学期を楽しく過ごすため、園と家庭と関係機関との良好な繋がりがその子にとって何より必要なのに・・・悩みは尽きない。2019/02/01
morinokazedayori
18
★★★★★遂行機能が弱い子への支援方法。物事に計画的に取り組むのが難しい、かんしゃくを起こしやすい、などの行動は、脳神経の働きが関係している。周りが適切に対応することで、徐々に改善、成長していく。子供の困った行動に悩む人に役立つ、心強い一冊。2019/08/26
kei
16
遂行機能(実行機能)とは、目標を達成するために、必要な作業を実行していく脳機能、ですが、とても難しい目標を達成することが困難である、ということではなく、学校に行く用意、宿題をする、という簡単なこともこの遂行機能が弱いとできません。未来を推測できず、「今(たとえば、やりたくない気持ち)」にとらわれてしまい、自分の能力をモニターできない、などなど原因は多岐に渡ります。サポートの仕方が簡潔に載っているので、親は実行しやすいんじゃないかと思います。2019/08/09
おやつ
13
うーむ…。これだけの支援を毎日続けるのは、相当に根気がいるだろうな…。というのが率直な感想です。それでも、このようなやり方が最も現実的なのだと思います。遂行機能という言葉は、この障害のことをよく表現していると思います。発達障害がどのようなものであり、どのようなサポートが必要なのかということについて、よくわかる本です。2019/03/28
ひろか
11
何度いったらわかるの! 内容はそれほど目新しくないが、当事者の困り感を知った上での寄り添い。2020/05/20