内容説明
天皇は憂(うれ)えている。戦前も、戦後も、平成の世も――国民がなかなか知ることができないその内面に、大宅賞作家が徹底した取材で深く迫っていく。終戦の日、まだ少年だった今上天皇は何を思われたのか。美智子皇后との恋愛をどのように成就されたのか。いつから、なぜ被災地で跪(ひざまず)かれるようになったのか。「終活」はいつから始められたのか。皇室の家計簿はどうなっているのか。……柔らかな筆致でいま浮かび上がる皇室の「光と陰」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kawa
31
平成から令和に譲位直前発行の本書。現上皇様の平成におけるお姿をダイジェスト。災害・戦災の被害者の見舞いや慰霊にことのほか熱心で、その際の被害者の前で跪く姿に、識者や関係者から時には「そこまでは…」の疑問の声もあがった。が、象徴天皇としての同じ目線にこだわったのだそうだ。平成29年に秋篠宮様が「皇嗣(天皇の世継ぎ)殿下」になっており、状況によっては悠仁殿下にダイレクトに譲位が行われる可能性もあるとのこと。恥ずかしながら、知らなかった事実だ。2023/11/09
いの
19
昭和は「戦争の時代」。そして平成は「祈りの時代」であったことを意識して読みました。一際印象に残った文章を引用したいと思います。著者の言葉より…「祈られても沖縄が変わるとは思えないしどんな意味があるんですかね」するとおばぁはキッとなって言った。「悲しみのない人にはわからんさ、意味なんて考えるうちはダメだね」。その後身内を亡くした著者が思ったことも書かれていました。(祈りとは悲しみを持った人にだけにわかるメッセージなのだ。天皇皇后の祈りとは悲しみを背負わされた人たちを民族の家長として慰めることかもしれない)2019/04/23
犬養三千代
6
平成から令和へ。今の上皇さまの沖縄への想いなどを描いている。 正田家と美智子陛下はもっと密に信頼しあっていたのはほんとそうだなと思う。これから雅子陛下もそうであってほしい。 2019/10/14
skr-shower
1
日本人として人権の無い皇室。その時代の今上帝が考えることを実行し、国民が見守るで良いのでは?国民の幸福を祈るのに性別は不問でしょう。くだらない報道が過熱しすぎ。2019/05/07
Katsuaki Mori
0
20190617-201906212019/06/21