文春文庫<br> コンタクト・ゾーン(下)

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文春文庫
コンタクト・ゾーン(下)

  • 著者名:篠田節子【著】
  • 価格 ¥652(本体¥593)
  • 文藝春秋(2019/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167605087

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内容説明

楽園は戦場と化した。女たち、生き残れ!

南国のリゾートに出掛けたOL3人は、内乱により戦場と化した島で生き残れるのか?
文明の意味を問う、スリルと感動の1300枚

バカンス先で内乱が発生し、虐殺を逃れた真央子、祝子、ありさがたどりついたのは、山間の小さな村、テンバヤン。
そこは異なる宗教、異なる価値観のせめぎあう異文化接触地点(コンタクト・ゾーン)だった。
村人は真央子たちをかくまいつつ、「解放」と称して略奪、支配を強めるゲリラを対決する。
彼女たちは無事、日本へ帰れるのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

350
結末は一応納得のいくものだった。ただし、やや強引な力技で終結したとの感も否めないが。まあ、あんな風にでもしないといつまでも幕が引けないだろうとは思う。上下巻を通しては、3人の女性たちのキャラクター設定の住み分け(描き分け)がなかなかに秀逸だ。自分を当てはめれば、一番近そうなのは祝子だろうか。もちろん、私は御曹司ではないのだけれど、性格や行動がということである。でも、あんなにきっぱり決然と使命感には燃えられないかな。篠田節子さんの想像力は存分に楽しめたが、長いせいか、やや冗長な感がしないでもない。2019/02/12

ミカママ

277
上下巻合わせると、表紙の装丁がとても素敵だ。中盤から続いた、コンタクトゾーンで暮らさざるを得なくなった東京からの旅行者OL3人、という設定にハラハラドキドキさせられる。こういうモチーフは、篠田さんのライフワークなのだろうか、読み手に東南アジアの地理や歴史がベースにあると、きっと何倍も楽しめる。読後感もよし。2018/02/14

ざるこ

46
バヤン島のテンバヤン村に保護される形で留まる真央子たち。テオマバル国内の反政府ゲリラが宗教が絡んだ内部分裂を起こし村周辺に侵入してきてはゲリラVSゲリラの戦闘が続く。植民地にされた歴史や戦争が繰り返されてきた経験から危機を脱する最善策を導きだす村人。生活を守るための知恵は命懸け。そんな部族の慣習を体感しつつ自分の人生を見つめ直す真央子たち。最終的に3人が選ぶ道は当然とも思える。真央子がメディアに向けて放つ言葉、一部の人から返される言葉がリアル過ぎて何が正しいのかと考えさせられます。初篠田作品よかったです!2019/04/03

James Hayashi

24
南のリゾート的な小島にバカンスを楽しむ、もう若くない未婚女性たち。そんな彼女たちがクーデターに巻き込まれサバイバルを描いているまでは良かったが、後半は失速感があり面白みがなくなった。未婚女性とサバイバル感が異質で面白そうであったが、現地の人間と同化していくのは凡庸であり著者らしさがないと感じた。2021/06/12

みすまりも

12
ほぉぉ~っと深いため息をついて読了。三人が悩み、苦しみ、生きる喜びを見つけ出す様子に胸を打たれた。そしてその喜びが三人三様なのが素敵。幸せになってほしいなぁ、てか彼女たちは見つけたんですね、それぞれの幸せを。中身はなかなかに重いけど、読後感は爽やかです。 2012/11/12

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