内容説明
ドイツ、ブラジル、日本…内田篤人の8年半を綴るノンフィクション。フットボーラ―内田篤人を巡る数々の事件を新証言とともに描く。日本代表・アントラーズ・シャルケのチームメイトやスタッフ、代理人、妻……。新証言から見えてくる、これまでの人物像を覆す内田篤人とは――。内田篤人の31回目の誕生日に届ける、アスリートの真髄を詰め込んだ一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nao Funasoko
17
それは2008年2月6日、雪が降り凍えるような冷たさの埼玉スタジアムだった。右サイドラインを何度も駆け上がるプレイに一気に魅了された。以来ずっと気になっているフットボーラーだ。本書は、直前の戦術変更から出番を失ったW杯南ア大会後の渡独、CLでの活躍、怪我とリハビリの繰り返し、そして鹿島へ復帰した現在までの光と影を描いたノンフィクション。私自身も大いに期待していたW杯ロシア大会への執念の部分は読み応えあった。ポジションもタイプも異なるがETUの達海猛をどこか彷彿させる内田篤人に今後も注目していきたい。2019/04/10
たらお
15
2014年ブラジルワールドカップ。プレッシャーの中で日本は3連敗したが、最もアグレッシヴにパフォーマンスを発揮していたのは内田だけだったと記憶している。そして、内田が怪我を押して大会に出ていたこと、この大会でさらに膝を悪くしたことも知っていただけに、そこから再び這い上がる姿を本書で期待するのだが、内容はあっさりめ。第三者によるノンフィクションだからこその心情の掘り下げを期待するのたが、内田自身ポジティヴで、つらさを出さないタイプなのだろう。ただ、Jリーグと世界有数リーグとの差はまだあることをを感じた。2019/04/14
かずお
4
ケガを押してでも出場したブラジルW杯。内田の熱い気持ちを知れた一冊。 終わり良ければ全て良しではない。 弱いところを見せない。2019/07/11
湘南☆浪漫【Rain Maker】
2
怪我が多かったとはいえ、なかなかヘビーな内容。 本人の気持ちもそうだろうし、勝負をかけないといけなかっただろうし…。 無理をしなければならなかった、っていうのがね…。2021/04/24
あつと
2
もがき、苦しみながらも異国での挑戦や怪我と向き合った内田選手のドイツでの物語で、ニュースなどでは報道されない裏側の部分が印象的でした。ずっと好きな選手です。また輝く姿を見たいです。2020/06/30
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