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内容説明
ギャンブル、天気予報、ビジネスから人間関係まで、この世は不確かな事柄でいっぱいだ。私たちは、偶然に翻弄されながら、可能性の高さを見積もったり比較したりして、自らの行動を決断せねばならない。では、賢く適切な選択をするにはどうすればよいか? そこで強い味方となるのが「確率的思考」である。本書は、数字の苦手なわれらにも腑に落ちる平明な語り口で、確率のテクニックを駆使して考える術を伝授する。ツキの正体、統計数字のからくり、人づきあいやビジネスでの意思決定法など、魅力に富んだ事例満載で愉快に学べる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわん
20
2005年11月の本。数学者ではなく経済学者であることを改めて感じさせる本書。今や万民が知ることとなった「平均」2000万円という平均の愚。この時期にベイズ推定は先駆的?私にとっては、正20面体を転がし、2組の数を得て、この座標と1/4の円から円周率をモンテカルロ法で近似することが驚き。この三次元空間最大の面数を持つ正20面体の存在が不思議過ぎ。いわんや展開図が魅力的なこと。蛇足だろうけれども。2020/03/28
anco
18
「データに親しむ」ということは、「人間社会や自然環境に関心を持つ」ということ。数字に直し、数字に潜む特徴を引き出すことがデータ解析。動学的不整合性理論や貨幣錯覚、「結果を観測できない」選択があると、確率的な選択にはバイアスがつきまとうことなどが具体例を通して説明されていました。2017/07/27
sheemer
17
長いこと読んでるといいつつ積読的になっていた本。本人は経済の専門家で、社会経済を中心とした話題に確率思考を織り交ぜて理解する方法を紹介している。のだが、2005年の刊で、若干古くなったのかな、というところと、確率思考が余り深く掘られていない感じがして、新書だからそういうものかも知れないが、ちょっと物足りない感じがした。同様の本で新しいのがあるだろうか?、と思った。2025/11/03
たこらった
5
おわりに「2005年9月解散総選挙[郵政解散]の年に」とある。経済政策の避けられぬ非効率性を扱った動学的不整合性が面白い。政府に裁量権があると事前の最適戦略が崩れる。臨機応変が災いするのだ。モンテカルロ法(ランダムにデータを発生させてシミュレート)を使ってベイズ推定の「もっともらしさの比例」の近似値を産出する話はいいのだが、主観的心理的な確率と頻度主義のそれとの懸隔についてもう少し説明が欲しかった。ランダムマッチングの働くアリと怠けアリ、間違った選択を改められない2本腕のスロットマシン等々愉快な寓話満載。2026/02/19
K Oky
4
学校で教わる確率の大部分は受験にしか役に立たない、でも、学校で教わらなかった「確率的なものの見方・考え方」は人生を生きる中ですごく役に立つ…。 サイコロやジャンケンくらいなら確率的思考はイメージできる。それから更に複雑にしてビジネスや人の「生」の選択に及ぶところまでこの思考を拡大させていくのが本書。 本書後半、いくとこまでいくとどうやっても確率は不確定的、なんだか理屈の及ばないところまでいいってしまっている印象。 ただ確率はまだ若い学問、これからそれらが解明される時が来るのかなあ。2015/03/04
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