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内容説明
中学時代から書いていた野球日誌を一挙公開!
雄星の野球人生の苦楽を知ることができる1冊。
ノートをつけ始めたのは中学2年のとき。すでにプロ野球選手になることを目指していた雄星は、「プロに行くために必要なこと」として日記を書くことを勧められた。最初は漠然とチームやトレーニングメニューについて書いていたが、内容は次第に変わっていく。高校のときには、目標、反省、感謝したことについて書き続けることで、スランプのときも自分で軌道修正するようになった。ノートを追ってみていくと、日記が彼の拠り所になっていくのが分かる。
プロに入り、ピッチングについて、筋力トレーニングについてなども細かく書かれるようになり、メンタル面の強化も力を入れるようになった。メンタルコーチとのやりとりもここまで披露していいのかというほどに掲載されている。
そして、2017年1月。彼はこの年、新しく作ったオリジナルのノートに、メジャーまで〇〇日と書き込むスペースを作った。730日、そう書き込んでからちょうど2年後に、彼は夢を達成する。
ノートそのものもたくさん公開されているが、雄星はそれに沿って自分の野球人生についてもたっぷりと語っている。
〈目次〉
第1章 スタートライン 中学、高校時代のノートから
第2章 葛藤 2013、2014年のメンタルトレーニングファイルから
第3章 トレーニング&ピッチング 2017年のノートから
第4章 MLBへのカウントダウン 2017年のルーズリーフから
第5章 ラストイヤー 2018年のノートから
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コダマ@ようやっとる!
10
菊池雄星がプロ野球選手になるために中2の冬から1日1時間かけてつけ始めた日記が写真と共に掲載されている本。その日記は最初は何気ない内容から始まったが、自分の気持ちを整理すること、未来の自分を想像して今の自分が間違った方向に行っていないかを想像するメンタルトレーニングと進化していった。①自己分析②チームとしての反省③感謝のきもち、からなる毎日続けられた日記はメジャーリーガーになるまで軌跡となる。2021/04/14
チョビ
7
あるメジャーリーガーの、目標を叶えるための様々な形態のノート。日記というかもう業務日誌に近いし、その記載方法もブラッシュアップすることにより、生活面や野球面で欲しいものをつかんで行く姿はすごい。一番変化が感じられるのは、彼にとって「いい」と思った先達が見つかり、新たなる行動するとき。それを境に子供っぽい字から大人な字にグレードアップして行く。名馬は名伯楽を知るし、それを手繰り寄せるのがうまい!だからこそ彼なのだろう。また焦らず彼を見守り続けた高校の先生や西武の監督、コーチにあっぱれを差し上げたい!2019/05/16
g750
4
甲子園で左の本格派として注目され、高卒メジャー行きを希望したが、断念しプロの道へ。ドラフト1位で入団するも、怪我に苦しみ、何年も結果は出ず。しかし日本を代表する投手へと成長し、12年後の今年メジャーへ挑戦する。数日程度なら同じメニューをこなせるかもしれないが、それを毎日、毎月、毎年続けることはとてもとても難しい。その支えが雄星ノート。自分と同じようなことに悩みながらも真摯に向き合い、工夫をし乗り越え、成長していく朴訥な青年の姿が垣間見えました。ぜひ引退後は西武のピッチングコーチをお願いします。2019/05/19
淳
4
書くことは自分を客観的に知ること。書いて明確にして、対策を考えて次へ進む。プロの壁を見事にブチ壊して、メジャーへ。泥臭さがすごく好き、メジャーで勝って欲しい!2019/04/26
Naomi
3
なんて不器用な青年だろう。でも自分の不器用さに対して真っ直ぐに向き合い、自分なりの改善策を編み出そうともがき続けている。そのもがく様を堂々と晒し続けてきた潔さがなんともかっこいいし、彼の解決策には普遍性もあると思う。ますます、これからも雄星を応援したくなった。2019/06/07
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