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内容説明
つるばら村の若い大工・勇一さんのところへ舞いこむ不思議な注文。はじまりは、月見が原の小屋の修理でした──。勇一さんを中心に、つるばら村の一年が描く物語。短いながらに情感あふれ、胸をあたたかくする短編ファンタジー12話。「つるばら村」シリーズ第8弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
59
大工さんは、茂市さんのお母さんの弟さんがモデルだったようです。 手に職を持った若い人が一生懸命働いている姿は、子供時代の茂市さんでなくても見ていたいです。 理容店のこのはさんのお隣さん。 真面目なだけに、意外なお客さんに驚いては、お客さんの言う事を復唱していました。 ヨモギの入浴剤で長風呂したいです。 2015/11/04
masa@レビューお休み中
52
今回は若い大工さんのお話です。勇一さんは、祖父の勇吉さんにあこがれて大工になりました。独立してお店を開いたのは、「つるばら理容店」のお隣です。とくれば、当然不思議なお客さんがたくさん来ちゃいますよね。謎の男の子が小屋の修理を頼みにきたり、モグラが家にドアをつけて欲しいと言ったり、カエルが雨漏りする屋根にしてとお願いしたり…。きちんと、理由を聞かないと、なぜそんなことをするの?と疑問に思う内容ばかり。でも、勇一さんにお願いする理由があるんですよね。それにしても、勇一さんは若いのに真面目によく働いて偉いなぁ。2013/02/28
はるぽん🐰道草中🐱
35
つるばら村シリーズ☆今回は若い大工さん、大森勇一さんが主人公~不思議で可愛いお客さんとともに、田舎の季節と自然がたくさん感じられる12のお話。大工さん~昔、自分の家やご近所さん家にきていたなぁ。大工道具にもちょっとワクワク♪茂市さんの本はいつだって懐かしい気持ちにさせてくれる。順をバラバラに読んでしまったので、これから私が出会う理容店のこのはさんの名前が出てきたり、レストランですでに出会ってるくまさんにまた会えたり…そして、卓朗さんのレストランの話へと繋がっていくんだね。そんな小さなパズルが楽しい♪2015/01/26
しょこ
26
雨の音を専門にしたカエルラジオが聴いてみたい~☆今晩の雨はそのリスナーになったつもりで、ちょいと耳を澄ませてみよう(*´ω`*)このシリーズはいろんな主人公の1年間が語られるので、やっぱり今のシーズンのお話は惹かれちゃう。紅葉を見て、山の精のことを考えちゃったりして♪そして、天狗の送ってくれる来年の初夢は何だろう。と勇一さんだけじゃなく、私もわくわく楽しみにしてます。2018/12/11
anne@灯れ松明の火
24
つるばら村シリーズ8。若い大工の勇一さんが主人公。大工さんの話なのに、美味しい食べ物の方が記憶に残っている(笑) 豆腐田楽、寒干し大根、山菜オムレツ……う~ん、食べたい! 不思議なラジオや入浴剤も素敵。そして、いつもながらに「あとがき」も素敵♪ 2015/08/30
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