―<br> モチベーション・ドリブン 働き方改革で組織が壊れる前に

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モチベーション・ドリブン 働き方改革で組織が壊れる前に

  • 著者名:小笹芳央【著者】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • KADOKAWA(2019/03発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046041425

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内容説明

本書は働き方改革の「裏テキスト」である。

「ここ数年、さまざまな働き方改革施策を必死に推進してきたけれど、どうにも効果が出ない。それどころか、前よりも仕事がやりにくかったり、最悪の場合、業績が落ちていたりする」という組織、チームのリーダーには、必読の書となる。

なぜ、社員にとって仕事をしやすくし、会社を良くするための働き方改革が、時として組織を壊すほどの危険性をはらむのだろうか。
最大の理由は、急な推進を求められるあまり、本来の目的を見失っているというケースだ。「ブラック企業と思われてはかなわない」「社長の厳命だからやるしかない」「流行に乗り遅れる」……そんな焦りから、多くの企業が、現場の動きやすさや既存の企業力をむしろ削るような施策に踏み出している。あるいは、「時代に先駆け、率先して働き方改革を進めている」という前向きな企業が、はっと気づいた時には取り返しがつかないことになっているというケースもある。

本書では、日本の組織変革の第一人者である小笹芳央リンクアンドモチベーション会長が、表層的な働き方改革が抱えるリスクとその回避方法、さらには働き方改革で本当に達成するべき目的とその実現方法について、緻密に解説する。リンクアンドモチベーションを創業してからの約20年の変遷から繰り出される組織成熟のためのヒントは、生々しく有用である。

また働く個人にとっては、今後自分がどのような組織を選択し、そこでどのように働くべきかを考える貴重な機会を提供する書となっている。
「選ばれて生き残る企業」と「選ばれずに滅びる企業」、そして「選ばれて生き残る個人」と「選ばれずに淘汰される個人」---二極化する世の中をサバイブするための裏テキスト。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

37
働き方改革も国の狙いと企業の狙いは異なる。 テレワークもフリーアドレスも女性活躍、ダイバーシティーも目的を履き違えたり、本質を見損なってしまうと失敗が残るどころか企業の文化をも壊しかねない。 全ては従業員一人一人の承認欲求(個人のモチベーションを壊さない)と、企業文化を大事にしながら労働生産性を高めることをバランスよく進めることが大事だ。 働き方改革は組織変革である。 流行のダイエット方法を試して全員がやせることがないように、流行の施策を行ったからといって、すべての組織が変革できるわけではない。 2019/11/06

奈良 楓

13
働き方改革による不満や既存の不満はツボをとらえていますが、結局それをどういう風にしたらいいのか、がよくわからなかった。たびたび出てくる「one for all、all for one」や「感情報酬」を声を大にいいたかったのでしょう。2019/12/16

あぶらばち

1
(図書館)金銭報酬・地位報酬だけではなく、人は感情報酬を求める。 5人のチームとは、人間5人が構成しているのではなく、5人の間にそれぞれ存在する関係性が構成している。組織で起きる問題は、個人に由来するのではなく、個人の間の関係性や、チーム・組織の間の関係性によって生じる。 エンゲージメントは、各項目について期待値と満足度のマトリクスで考えること。期待値が高く満足度が低いものが、その組織の課題。満足度を上げるか期待値を下げるべき。期待値の低いものにコストをかけてもエンゲージメントは変わらない。2024/04/03

とある

1
この本の内容を鵜呑みにするのは良くないが、共感することも多く、これからの働くを考えるにあたり良い本である。自分のやりたいvisionと著者が語っていることの繋がりも感じる事ができ、組織と人の課題を解決するための仕事がしたい。と改めて整理することができた。2022/11/24

Eigo Sato

1
世の中の働き方改革の流れに、ほんとにそれでいい?と考えさせる本。個人が重視される傾向にある流れの中での企業の在り方について考えるきっかけになる。 自分が企業に対して働き方改革という観点でどう貢献するか、と言う点について知見を得たく読んだため後半のダイバーシティや非正規/正規やエンゲージメントの部分については流し読み。時間あるときに読む2020/06/11

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